白斑:ロドデノール以外でも被害167件…厚労省調査
毎日新聞 2014年02月12日 23時00分(最終更新 02月13日 00時36分)
カネボウ化粧品の美白化粧品で肌がまだらに白くなる白斑被害が出た問題で、厚生労働省は12日、美白成分ロドデノールが配合されていない製品でも、先月までに167件の白斑被害の報告があったことを明らかにした。カネボウ以外の社の製品も含まれているという。ただ、被害が特定の製品や成分に集中していないため回収は指示しない。
厚労省は昨年8月からメーカー側に白斑被害の報告を求めていた。167件のうち19件は副作用の疑いがあるが、複数の製品を使っているケースもあり、どの成分が原因か現時点では分からないという。厚労省は、引き続き被害情報を収集するようメーカー側に求める。【桐野耕一】