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【競馬・ボート・競輪】

[オートレース]浦田が優勝

2014年2月12日 紙面から

SG全日本選抜オートレース優勝戦を制し、表彰式でゲストの次長課長のふたりと笑顔を見せる浦田信輔(右)=浜松で

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 浜松オートのSG「全日本選抜オートレース」は11日、12Rで優勝戦(10周回・5100メートル)が行われ、浦田信輔(40)=飯塚=が7番手スタートから絶妙なさばきで徐々に進出。7周1コーナーで木村武之と中村雅人を内からかわして先頭に立つとそのまま押し切ってゴール。今大会2回目、通算7度目のSG制覇を飾るとともに優勝賞金1500万円を獲得。史上9人目となる通算100度目の優勝をSGの大舞台で果たした。2着には地元の木村武之、3着には中村雅人が入線した。

 浦田の絶妙なさばきが、また浜松で爆発した。スタートは後方7番手ながら、そこから1周のバックで内からさばいて一気にポジションを4番手に。さらに青山を外からかわし、逃げる木村と2番手の中村をにらみ付けるように追った。

 「(木村)武之を抜くのは難しいと思ったので、行くなら一気に行こうと思った」と浦田。7周1コーナーで木村と中村が外に膨れた一瞬の隙を見逃さず、獲物を捕らえるかのように内からさばいた。

 「感触的に(優勝を)取れるような気がしていました。試走からいい感じだったし、レースも余裕があった」と完ぺきなレースを振り返って満面の笑みだ。このSG制覇で、史上9人目となる記念すべき通算100度目の優勝を記録。区切りのいい数字には、特別な思い入れがあった。

 「おやじ(師匠の桝崎正元選手)の99Vを超えることができました。親孝行できました」と師匠超えを果たして感慨深げだ。

 浜松でのSG制覇は初めてだが、当地では実に4度のGI優勝(すべてゴールデンレース)を誇る。「浜松はいいイメージしかないですね」と浦田。温暖で雨が少ない浜松の気候も、湿走路が苦手なこの男に大きく味方した。 (大野英樹)

◆またもSG初制覇ならず青山後退5着

 史上最速、デビューから2年7カ月でのSG優勝を狙った青山周平(29)=船橋=だったが、1コーナーでは2番手に進出したもののパワーなく後退。5着に終わって快記録達成はお預けになった。「試走からハネていた。エンジンも負けていた」と青山。「あの態勢からではさばききれない。S行けなかったのが敗因」と肩を落とした。

 

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