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◆報知新聞社後援「ワールドプレミアムボクシング」ダブル世界戦 ▽WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦 王者・山中慎介─同級3位・シュティファーヌ・ジャモエ ▽IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦 王者・キコ・マルチネス─同級13位、元WBC世界バンタム、フェザー級王者・長谷川穂積(4月23日、大阪・大阪城ホール) 元WBC世界バンタム、フェザー級王者・長谷川穂積が、進退をかけて3階級制覇に挑む。「ワールドプレミアムボクシング」(4月23日、大阪城ホール=報知新聞社後援)の記者会見が11日、都内で行われた。3年ぶりの世界戦でIBF世界スーパーバンタム級王者キコ・マルチネスに挑戦する長谷川は「1つの集大成。どんな結果でも受け入れる」と決意表明。滋賀出身のWBC世界バンタム級王者・山中慎介は6度目の防衛戦で、初の“凱旋防衛戦”が実現した。
約3年ぶりに実現する世界戦。長谷川はある決意を秘めていた。「僕にとっては、これが一つの集大成の試合。負けても、(ボクシングが)大好きで終われる。万が一、(結果が)ついてこなくても、仕方がないと思える」。負ければグラブを置く覚悟を、言葉の端々ににじませた。
今春までに世界戦が実現しなければ、引退するつもりだった。「それまでに決まらなければ、俺には運がないと割り切っていた」。ようやく巡ってきたチャンスは過去2度、ベルトを巻いた時とは違う意味合いがある。「初めてのタイトルは若さと勢いで取って、2つ目のタイトルは母親(2010年10月に他界した裕美子さん)のために取って、3つ目のタイトルは『自分が本当に強いのか』というのを知りたい。このままボクシングが嫌いで終わるのがいやだった」と3年間、耐え続けた理由を明かした。
11年4月のWBC世界フェザー級のV1戦で、ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)に敗れ、「抜け殻」になった。「母親が死んで取ったタイトルで燃え尽きたのと、震災があって、そっちの方が大事じゃないかというのがあった」。その後、被災地を訪れ、もう一度王者になることを誓った。「3年越しですけど、約束がかなって、喜んでくれたらうれしい」というモチベーションもある。
ハードパンチャーのマルチネスには、打ち合いには応じず、距離を取って戦う戦略を描く。「勝つ確率は50%、50%。強いし、勢いのある王者なので、絶対勝つとは言い切れないですけど、勝つだけの努力をしたい」と自分に言い聞かせた。一時代を築いた男が、ボクシング人生の最終章に挑む。
◆キコ・マルチネス 1986年3月7日、スペイン・バレンシア州アリカンテ生まれ。27歳。2004年6月、プロデビュー。07年8月に欧州スーパーバンタム級王座、10年4月にWBOラテン同級暫定王座、13年4月にWBCラテン同級王座、同年8月にIBF世界同級王座をそれぞれ獲得。身長165センチの右ファイター。
◆長谷川の過去の世界王座獲得
▽WBCバンタム(2005年4月16日、東京・日本武道館)世界初挑戦で15度目の防衛戦に臨んだウィラポン(タイ)と対戦。左カウンターを軸に終始、攻勢をかけ、3―0の判定勝ちで王座奪取に成功した。
▽WBCフェザー(2010年11月26日、名古屋ガイシボール)同年4月のバンタム級王座陥落から7か月後の再起戦で、1階級飛ばし、いきなりフェザー級の王座決定戦に出場。世界ランク1位のブルゴス(メキシコ)と打撃戦を展開し、3―0の判定勝利で王座獲得、2階級制覇に成功。
(2014年2月12日06時05分 スポーツ報知)
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