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国際
中国「性産業の町」で大規模摘発 東莞の売春、政治闘争の影
2014.2.12 17:28
[中国]
中国広東省東莞市でこのほど、売春の大規模な摘発が行われた。「中国の性の都」と呼ばれ、売春が半ば「公然の秘密」だった同市で当局が大摘発に踏み切った背景には、政治闘争の影もちらつく。香港紙などが12日までに伝えた。
東莞市の公安当局は9日夜、市全域で売春取り締まりを実施。約2千軒のうち39軒で問題があったとして162人を連行した。製造業が集積地として有名な同市だが、中国各地から若い女性の集まる「性産業の町」としても知られる。
国営の中国中央テレビは同市の娯楽施設に隠しカメラを持って入り、売春の実態を報道。薄着の女性たちが「私へのチップは700元(約1万2千円)」などと自己紹介する様子が報じられた。同市の売春問題を取り上げた背景には、習近平指導部の汚職取り締まりの一環との見方が浮上している。(共同)
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