世界変動展望

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小保方晴子が筆頭著者の論文の不適切さについて

2014-02-13 00:30:26 | 社会

STAP細胞で話題になった理化学研究所の小保方晴子その他)。時の人だ。はやくもノーベル賞受賞濃厚と騒ぐ人もいる。

現在そんな彼女が"ある分野"でも不適切なことが話題になっている。すでに彼女が筆頭著者になっている論文にいくつかの指摘がある[1]。某サイトでは話題になり現在検証中。STAP細胞の議論関連のサイトも一部で話題だ[2][3]。そのうちまとめサイトができるだろう。

一部紹介すると次のもの。[1]の論文に関して。

こういう指摘も(Fig2のKlf4 左端2レーンとFig3のSox2 右端2レーン )。小保方の博士論文概要の5ページ目にある研究業績書No.1報文(2)をみると[1]が記載されている。[1]は小保方の博士論文の成果の一部だ。

[3]に関してはPubPeerに次のコメントがある[2]。

--

Here is a false-colour image of Fig. 1i:

http://imgur.com/1nBfKTr

It does seem as if somebody did not like the original "positive control" (according to the legend).

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上のリンクの写しはこれです。

有名人になったが故に監視の目の厳しく、話題性も高い。有名になるのは諸刃の剣だ。

今後どうなる?

参考
[1]Obokata H,et.al:"The potential of stem cells in adult tissues representative of the three germ layers." Tissue Eng Part A. 2011 Mar;17(5-6):607-15. doi: 10.1089/ten.TEA.2010.0385. Epub 2011 Jan 10.
[2]Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency写し
[3]Haruko Obokata,et.al:"Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency" Nature 505, 641–647 (30 January 2014) doi:10.1038/nature12968

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