安倍晋三首相は12日午後の衆院予算委員会で、先のフランスの漫画祭で韓国の団体が従軍慰安婦をテーマに特別展を開いたことに関し、「間違った事実を並べて日本を誹謗(ひぼう)中傷していることに対しては、冷静かつ礼儀正しく反論しなければならない」と述べた。首相は「政府の立場は従来述べてきた通りだ」とも語り、村山談話や河野談話を引き継ぐ安倍政権の立場を改めて示した。
第2次安倍政権下で実現していない日韓首脳会談については「対話のドアは開いているし、われわれもドアの中に閉じこもっているというより、対話に応じるよう働き掛けている」と強調した。日本維新の会の中山成彬氏への答弁。
有効求人倍率が改善しつつあることに関し、首相は「労働市場がタイトになっていくことで、ある程度の賃金を提供しなければ人材を確保できない状況ができつつある」として、自らの経済政策の成果を強調。「労使交渉でベースアップが話題になってきた」とも述べ、企業の賃上げに重ねて期待を示した。生活の党の鈴木克昌氏への答弁。(2014/02/12-18:48)
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