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フィギュア
【フィギュア】高い芸術性、海渡るロシア人コーチ
2014.2.12 17:30
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■選手に寄り添う指導、真央や大輔らに恩恵
21世紀に入り、日本はフィギュアスケートで世界の表彰台に立つ常連国になった。前回のバンクーバー五輪で銀メダルの浅田を教えたタチアナ・タラソワや銅メダルの高橋のコーチに就いたニコライ・モロゾフらロシア人指導者の存在が大きい。
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2人に師事した荒川静香は2006年トリノ五輪で金メダル。「勝つためにはどうすべきかを徹底的に考えて強くするだけでなく、選手を守ってくれる。そこが共通している。ロシア開催でロシア人がコーチなどとして加わることは日本としては心強い」と指摘した。
ペアやアイスダンス出身者が多く、バレエやクラシック音楽による芸術性、スケーティング技術が基盤にある。1990年代に指導者の通訳を務めた鈴木玲子は「ルンバに合わせた演技が苦手な選手に『君は夕暮れどきのキューバの港にいて、最愛の人に別れを告げるんだ』と伝え、情景をイメージさせた」と豊かな感性に驚く。
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