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規制論台頭 ビットコイン、日本普及の分岐点 高い利便性 犯罪の温床にも (1/5ページ)

2014.2.12 10:15

しばしば「紙財布」と呼ばれるビットコイン=2014年1月31日(ロイター)

しばしば「紙財布」と呼ばれるビットコイン=2014年1月31日(ロイター)【拡大】

  • 国際基督教大学客員教授の岩井克人氏=2014年1月24日、東京都港区(大橋純人撮影)
  • ビットコインの価格(※1BTC=米ドル)=2014年2月11日現在

 インターネット上の新たな投資・決済手段として仮想通貨「ビットコイン」が日本でも使われ始めた。国境をまたいで瞬時に送金できる利便性や、政府に関与されない金融商品として世界中に広がった。一方、消費者保護や違法取引の防止などの課題から法規制を導入すべきだとの機運も高まっており、普及していくかどうかの分岐点を迎えている。

 まだ十数カ所

 「1日1回はお客さまが支払いで使います」。音楽イベントなどでにぎわう東京・六本木のレストラン「ピンク・カウ」。横尾明香音オペレーションマネージャーは、ビットコインの広がりを実感する。昨年(2013年)7月に日本で初めてビットコインでの決済を導入した当初は1週間に1人いるかいないかだった。

 決済の仕方は簡単だ。店員がタブレットに飲食代を入力するとQRコードで表示。客がスマートフォン(高機能携帯電話)の専用アプリで読み取れば店の口座に送金される。「クレジットカードのように手数料を支払う必要もない」とオーナーのトレイシー・コンソーリさんは利点を説明する。

東京を本拠とする取引所のマウントゴックス システム障害を理由にビットコインの引き出しを停止

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