寒い季節、豚肉や鶏肉の鍋は最高!! アツアツのネギも独特な甘みがあって最高である。でも、猿肉の鍋も絶品だということをご存じだろうか? つまりお猿さんのお肉である。今回、実際に猿鍋を食べてみることにした!
・さまざまな獣を狩っている
お猿さんのお肉が入った鍋を出しているのは、東京都板橋区の『酒蔵新潟』。店主が猟銃で狩った熊や猿、猪、鴨などの鍋を食べることができる。店主によると、定期的に新潟の山に出向いて、さまざまな獣(けもの)を狩っているとのこと。猿は駆除ということで狩ったものらしい。
・火を通すために鍋の底に入っている
猿鍋を注文して待つこと15~20分。テーブルにたっぷりの野菜が入った猿鍋がやってきた。しかし猿肉が見えない。どうやら、よく火を通すために鍋の底に入っているようだ。グツグツと煮えてきたころ、おたまで底から猿肉を引きあげる。
・非常に薄いながら旨味が染み出す
猿肉の見た目は豚肉や牛肉に似ている。その味は非常に不思議で、牛肉にも鶏肉にも豚肉にも似ていない。しかし変な味がするわけではなく、非常に薄いながら旨味が染み出してくる。肉というより、野菜の繊細な旨味に似ている。しかし肉質は非常にかたく、コリコリコリコリ! いくら噛んでもちぎれない!
・熊鍋も食べたがこちらも絶品
驚いたのは脂身から溢れ出るすさまじい旨味エキスである。甘くて、脂っぽくなくて、それでいてとろける! 正直、旨味が凝縮された脂身の美味しさは和牛以上である。ちなみに、熊鍋も食べたがこちらも絶品。このお店では、鍋と酒、猪のから揚げがオススメである。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 酒蔵新潟
住所 東京都板橋区志村3-28-1
時間 18:00~23:00
休日 日祝
Report: Kuzo.
Photo: RocketNews24.
▼こちらが猿鍋ですよ!!
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