今週の軍事関連ニュース (2014/02/11)
 

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一般ニュース

今日のニュースいろいろ
  • ホワイトハウスは、すでに退任した Ashton Carter 前国防副長官の後任として、正式に Robert Work 氏を指名した。現在は Christine Fox 氏が職務を代行中。Work 氏は 2009-2013 年にかけて海軍次官を務めた後、シンクタンク CNAS (Center for a New American Security) のトップに転じた。(DefenseNews 2014/2/7)
  • また、William Fraser III 大将の後任となる米輸送軍 (USTRANSCOM : US Transportation Command) の次期司令官として、現在は米空軍航空機動軍団 (AMC : Air Mobility Command) の司令官を務める Paul Selva 大将を指名した。同大将は過去に、太平洋航空軍 (PACAF : Pacific Air Force) の副司令官を務めた経験もある。AMC 司令官としては KC-46A 計画を推進中。(DefenseNews 2014/2/7)

今日のニュースいろいろ
  • 米海軍太平洋艦隊は、2015 年 2 月に USS Green Bay (LPD-20) を第 7 艦隊に派出して、USS Denver (LPD-9) と交代させる、と発表した。ちなみに、USS Denver は米海軍において、USS Constitution に次ぐ古参艦になっている。それとは別件で、USS Pioneer (MCM-9) と USS Chief (MCM-14) を第 2014 年 5 月に 7 艦隊に派出して、USS Avenger (MCM-1) と USS Defender (MCM-2) を交代に帰国させるとの発表もあった。(US Navy Pacific Fleet 2014/2/5)
  • James Clapper 米国家情報長官がまとめた年次脅威情報評価報告書 (Worldwide Threat assessment) の中で、「北朝鮮が、アメリカ本土を射程内に収める移動式 ICBM (Intercontinental Ballistic Missile) の開発に踏み出している」と指摘。すでに二度にわたって KN-08 が軍事パレードに登場したことがある。また、空軍の NASIC (National Air and Space Intelligence Center) では 2013 年に、「Hwasong-13 は 5,500km の射程を持つと見積もられ、アラスカやアメリカ本土北西部が射程に入る」という内容の報告をリリースしている。(Bloomberg 2014/2/6)
  • インドネシアの Kompas Tuesday 紙が「インドネシア海軍 (TNI-AL : Tentara Nasional Indonesia - Angkatan Laut) が、最近になって入渠改修を実施したフリゲートを KRI Usman Harun と命名する」と報じた。これは 1965 年 3 月にシンガポールで爆弾事件を起こした犯人の名前 (Osman Haji Mohamed Ali and Harun Said) にちなむもの。これについてシンガポールの K. Shanmugam 外相がインドネシアを訪問、カウンターパートの Marty Natalegawa インドネシア外相に懸念を表明したとのこと。件の爆弾事件では 3 名が死亡、33 名が負傷、インドネシア海兵隊員 2 名が有罪判決を受けている。(DefenseNews 2014/2/6)
  • イスラエル空軍 (IAF : Israel Air Force) のパイロット 2 名が「私物のスマートフォンから最高機密情報が見つかった」として短期間の営倉入り判決を受けたほか、さらに 12 名が保安規定違反で審判にかけられているとのこと。件のパイロットが私物の電話機を紛失したと届け出た際に、その中に機密情報を保存していたと申告したことから、この件が露見した由。(Times of Israel 2014/2/5)
  • エクアドルの Rafael Correa 大統領は 2014/2/5 に、1947 年に成立した相互安全保障の枠組み (Inter-American Treaty of Reciprocal Assistance, a.k.a. Rio Treaty) から離脱する決定を下した。アメリカが主導する安全保障上の枠組みから離れようとする動きとなる。エクアドル以外では、ボリビア、ベネズエラ、ニカラグアも離脱を表明している。(SpaceWar 2014/2/5)
  • マレーシアの Teluk Air Tawar にあるマレーシア空軍 (RMAF : Royal Malaysian Air Force) の Butterworth 基地 (RMAFB : Royal Malaysian Air Force Butterworth) について、TSR Capital Bhd が「土地交換による再開発について当局と折衝中」と発表した。407ha の敷地を「芸術とレジャーの街」に再開発しようというもの。(The Star 2014/2/6)

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産業・装備・調達

最近のニュースいろいろ
  • 印海軍のパイロットが操縦する MiG-29K が 2014/2/7 に、INS Vikramaditya で初着艦を記録した。(RIA Novosti 2014/2/7)
  • 米連邦控訴裁判所 (U.S. Court of Federal Claims) の Susan Braden 判事は、F-16 で使用している暗視ゴーグル (NVG : Night Vision Goggle) 関連技術の知的所有権について、Honeywell International Inc. が政府から 7,500 万ドルを受け取るのと引き替えに、関連技術に関するライセンスを政府に引き渡すように、との判決を下した。(Bloomberg 2014/2/7)
  • インドが計画している新型通常潜×6 隻の調達案件 (総額 118 億ドルの商談になる見込み) について、ドイツ・フランス・スペインに加えて、ロシアも Amur-1650 で参入する。同級は BrahMos ミサイルの搭載を可能にするほか、インド製 AIP (Air-Independent Propulsion) も搭載する、というのが Rubin Design Bureau の説明。(RIA Novosti 2014/2/6)
  • 韓国は北朝鮮との境界に設けている非武装地帯 (DMZ : Demilitarized Zone) に、Xbox 用の Kinect デバイスを活用した監視システムを配備した。Saewan Co. の創業者・Ko Jae-Kwan 氏が開発したソフトウェアを利用するもので、誰かが境界線を横切ろうとしたときに発生する音や動きや向きを検知して、国境警備要員に警報を発するものだとしている。また、人と動物の区別も可能だとしている。「既存のシステムでも有用だが、人と動物の区別がつかなくて誤警報が多い」というのが同氏の説明。(DefenseNews 2014/2/6)
  • インドとイスラエルが、ミサイル防衛システムを共同開発することになった。DRDO (Defence Research and Development Organisation) 関係者が DefExpo India 2014 展示会の席で明らかにしたところでは、6 ヶ月以内に契約に調印する見込みとのこと。イスラエル側からは Rafael Advanced Defence Systems Ltd. と IAI (Israel Aircraft Industries Ltd.)、インド側からは DRDO と BDL (Bharat Dynamics Ltd.) と BEL (Bharat Electronics Ltd.) が参画する由。移動式レーダーは BEL と IAI が担当、2015 年に配備する Prithvi ミサイル防衛版も、このシステムに取り込む。(DefenseNews 2014/2/6)
  • 2 億 900 万ドルをかけた入渠整備を 18 ヶ月前に済ませたばかりのカナダ海軍 (RCAF : Royal Canadian Navy) の潜水艦・HMCS Windsor が、Paxman Valenta 製 16 気筒ディーゼル発電機のトラブルに見舞われ、船殼を切開してディーゼルを換装する羽目になった。2014 年 3 月に入渠して作業にかかり、7 ヶ月ほどで補修を完了、1 年ほどで出渠となる模様。発電機は予備品を使用するが、150 万カナダドルの総経費がかかるとのこと。(DID 2014/2/6)
  • 米空軍は 2009 年に総額 3,000 万ドルを投じて、AN/URT-44 ロケーター ビーコン×17,000 セットを調達、2011 年から配備を開始したが、その後に発生した 22 件の射出座席作動事案のうち 10 件で、そのロケーター ビーコンが正常に機能していなかったことが判明した。 その後、Global Power Programs Directorate の次長を務める Aaron Clark 大佐が、不具合を起こした AN/URT-44 を総取っ替えすると表明。そもそも AN/URT-44 を一気に大量調達したのは、衛星通信の周波数帯が変わり、それに対応するためだった。(Military Times 2014/2/5, USAF 2014/2/6)
  • カナダ政府は 2014/2/5 に、装備調達制度の見直しについて発表した。企図しているのは、「軍や沿岸警備隊に対して、適切な装備をタイムリーに配備する」「装備品調達を通じた雇用創出」「装備調達プロセスの整理統合」。その一環として、所要の専門知識を提供する目的で国防調達事務局 (Defense Procurement Secretariat) を創設する。2014 年 6 月に、装備調達の優先順位についてまとめた「国防調達ガイド」の初版をリリース、その後も毎年改訂する予定。また、カナダ企業による輸出やグローバル サプライチェーンへの参加を後押しする。(DefenseNews 2014/2/5, PWGSC 2014/2/5)

今日の米軍調達 (Contracts 2014/2/7)
ARMY
  • 以下の各社は、C4ISR (Command, Control, Communications, Computers, Intelligence, Surveillance, and Reconnaissance) 分野の開発・インテグレーションに関わる技術管理・運用支援業務を、総額 $497,000,000 で。
    • Aaski Technology Inc. (Ocean, NJ) : W15P7T-14-D-A218
    • Nexagen Networks Inc. (Marlboro, NJ) : W15P7T-14-D-A219J
    • Linquest Corp. (Los Angeles, CA) : W1PP7T-14-D-A220
    • Systems Technologies Inc. (West Long Branch, NJ) : W15P7T-14-D-A221
    2019/2/7 まで。Army Contracting Command
  • Snap-On (Kenosha, WI) : 航空機整備用工具を $37,718,703 で。2019/2/12 まで。Army Contracting Command, Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-14-D-0052)
DLA (Defense Logistics Agency)
  • Federal Contracts Corp. (Tampa, FL) : 民生品の環境対策関連機材を $157,500,000 (価格修正条項付き) で (懇請番号 SPM8EC-11-R-0006)。陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向け、2019/2/6 まで。DLA (Defense Logistics Agency) Troop Support, Philadelphia, PA; (SPE8EC-14-D-0010)
  • Gentex Corp. (Carbondale, PA) : ACH (Advanced Combat Helmet) を $14,580,000 で。陸海空軍・海兵隊向け、2015/4/15 まで。DLA (Defense Logistics Agency) Troop Support, Philadelphia, PA; (SPE1C1-14-C-0004)
NAVY
  • Navmar Applied Sciences Corp. (Warminster, PA) : 生体認証機材 Biometric Identity Approval Sentinel の開発を $12,500,411 で。2017/2 まで。NAWC (Naval Air Warfare Center), Lakehurst, NJ (N68335-14-C-0023)

今日の報道発表 (北米編)
  • AeroVironment Inc. は、Lockheed Martin Corp. と UAS (Unmanned Aircraft System) の分野で協業すると発表した。共同で輸出の機会を追求するという内容の MoU に調印、Lockheed Martin のミッション システム・地上システム・テクノロジーと、AeroVironment の Global Observer UAS の組み合わせに重点を置くとの説明が。(AeroVironment 2014/2/6)
  • Diane Finley 加公共事業相と Peter MacKay 加司法相/Nova Scotia 地域担当相は、NSPS (National Shipbuilding Procurement Strategy) の下で実施する追加作業について発表した。2013/3/7 に Irving Shipbuilding Inc. に発注した AOPS (Arctic/Offshore Patrol Ship) について、以下の 2 件を総額 5,350 万カナダドルで発注したもの。
    • Engineering Design Phase 2 : 設計関連のタスク×3 件のうち 2 件目、要求仕様を満たせるように設計の煮詰めを進めるもの。
    • Project Implementation Proposal Development : 資材調達や建造を含む、建造計画の策定を行うもの。
    AOPS の建造計画は、タスク×7 件・総額 2 億 8,800 万カナダドルとなる見込み。(PWGSC 2014/2/6)

今日の報道発表 (その他編)
  • Sagem Defense Securite は仏国防調達局 (DGA : Delegation Generale pour l'Armement) から、仏海軍の Horizon 型防空フリゲート×2 隻と Cassard 級防空フリゲート×2 隻に EOMS NG (Electro-Optical Multifunction System - Nouvelle Generation) 電子光学センサーを導入する契約を受注した。パノラミック赤外線監視・偵察・識別・追尾が可能な第三世代 EO/IR (Electro-Optical/Infrared) センサーである、との説明。契約には 3 年間のメンテナンス業務も含む。2014 年の夏から 2015 年の初頭にかけてデリバリー、1 隻に 1 システムを搭載する。(Sagem Defense Securite 2014/2/7)
  • Sagem Defense Securite は BEL (Bharat Electronics Ltd.) との間で、航法システム・慣性航法装置 (INS : Inertial Navigation System) ・光学マストといった製品分野で協力する、という内容の MoU に調印した。印海軍が掲げる艦艇建造計画において、これらの分野で Sagem 製品の需要が見込めるとの考えによるもの。(Sagem Defense Securite 2014/2/7)
  • Selex ES と Lockheed Martin Corp. が、ベルギー・Brussels の NATO 新本部で使用するネットワーク インフラ・ANWI (Active Network Infrastructure) の導入を担当する。契約期間は 3 年間で、さらに 5 年間の O&M (Operation & Maintenance) 業務契約が加わる見込み。秘話通信網や IPTV などを設置する。ちなみに、Selex ES は 2012 年 2 月に、NCIRC-FOC (NATO Computer Incident Response Capability - Full Operating Capability) の契約も得ている。(Selex ES 2014/2/6)
  • スペインの Ferrol から重量物運搬船 M/V Blue Marlin でオーストラリアに運んでいた、オーストラリア海軍 (RAN : Royal Australian Navy) 向け LHD の 2 番艦 (HMAS Adelaide, LHD 02) の船体が、2014/2/7 に Melbourne の Phillip Bay に到着した。Patrick Webb Dock で数日かけて固縛を解いてから、タグで Williamstown に移動して荷下ろしする予定。(Australian DoD 2014/2/7, BAE Systems 2014/2/7)
  • DCNS は、Toulon 近郊・Saint-Mandrier-sur-Mer にある仏国防調達局 (DGA : Delegation Generale pour l'Armement) の施設内に、ブラジル海軍向け Scorpene 型潜水艦を対象としてシステム インテグレーションを手掛ける陸上施設を開設した。機器をここでテストしてから Rio de Janeiro の Itaguai に送って実艦に搭載する。これから 2 年がかりでテストを進める一方で、ブラジル側の乗組員を対象とする訓練も実施する。(DCNS 2014/2/7)
  • 欧州防衛庁 (EDA : European Defence Agency) と欧州宇宙庁 (ESA : European Space Agency) が DeSIRE II (Demonstration of Satellites enabling the Insertion of RPAS in Europe II) の Project Arrangement に署名、RPAS (Remotely Piloted Aircraft System) 分野で協力を進めることになった。2012-2013 年にかけて実施した DeSIRE I では、ヨーロッパにおける RPAS 導入における衛星の活用についてデモンストレーションを実施、安全な空域共有が可能だと立証できたとの説明。続く DeSIRE II では、衛星による見通し線以遠の通信を利用して、海洋監視や環境対策のデモを実施する。(EDA 2014/2/6)

今日の米軍調達 (Contracts 2014/2/6)
ARMY
  • Sauer Inc. (Jacksonville, FL) : カリフォルニア州の Fort Hunter Liggett に即応訓練施設を建設する工事を $56,038,640 で。2016/4/30 まで。Army Corps of Engineers, Louisville, KY (W912QR-14-C-0006)
  • Sundt Construction Inc. (Tempe, AZ) : Fort Campbell で実施する大隊本部庁舎建設工事を $25,750,000 で。2015/8/14 まで。Army Corps of Engineers, Louisville, KY (W912QR-14-C-0007)
  • Gearhart Brothers Services (Lancaster, PA) : APG (Aberdeen Proving Ground) に砂・石・砂利を納入する業務を $8,629,223 で。2017/2/9 まで。Army Contracting Command, Aberdeen Proving Ground MD (W56ZTN-14-D-0001)
DLA (Defense Logistics Agency)
  • Produce One Inc.*, Dayton, Ohio) : 野菜・果物類を $36,000,000 (価格修正条項付き) で。国防総省以外の軍関係と農務省の学校向け、2015/8/5 まで。DLA (Defense Logistics Agency) Troop Support, Philadelphia, PA; (SPE300-14-D-S608)
DTRA (Defense Threat Reduction Agency)
  • Northern Arizona University (Flagstaff, AZ) : 類鼻疽に対する抗体反応の特性評価を $6,988,284 で。人と動物のモデルを使用して実施する。2019/2 まで。DTRA (Defense Threat Reduction Agency), Fort Belvoir, Va (HDTRA1-14-C-0022)

今日の報道発表 (北米編)
  • 着艦拘束フックが拘束ワイヤーをスムーズに捉えられない問題に見舞われていた F-35C だが、2014/1/9-16 にかけて、Lakehurst の陸上試験施設で新しいフックの試験を実施した。この試験は F-35C (CF-3) を使って行い、合計 36 回の成功を記録した。報道官は「目標はすべて達成できた」と説明している。(USNI News 2014/1/28)
  • USS John C. Stennis (CVN-74) が、空母としては初めて CANES (Consolidated Afloat Networks and Enterprise Services) を導入することになった。(US Navy 2014/2/6)
  • Raytheon Co. は DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) から、Plan X 計画の契約を 980 万ドルで受注した。政府機関がサイバーネットワーク戦を計画・実施・評価するのを支援するのが目的のプログラムで、DARPA は 2011 年に実施を発表していた。(Raytheon 2014/2/6)
  • DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) では、AVM (Adaptive Vehicle Make) ポートフォリオの下で 2013 年 4 月に FANG 1 (Fast, Adaptable, Next-Generation Ground Vehicle) Challenge を実施した。その AVM について「DMDII (Digital Manufacturing and Design Innovation Institute) を通じて、AVM ポートフォリオを軍や産業界に対して、予定より早く適用したい」と説明している。(DARPA 2014/2/5)
  • 米空軍 27th SOW (27th Special Operations Wing, Cannon AFB, NM) では、これまで運用していた AC-130H Spectre×8 機の退役に向けた準備作業を実施中。2 機は地上展示機となり、1 機は Hurlburt Field に、もう 1 機は Cannon AFB で展示、残り 6 機は AMARC (Aerospace Maintenance and Regeneration Center, Davis-Monthan AFB, AZ) 行き。(USAF 2014/2/5)
  • 米空軍 53rd TMG (53rd Test Management Group) Det.4 では、商用衛星を転用した通信衛星を使って実現した低コストの見通し線通信を利用するデモを、2013 年の 11-12 月にかけて実施した。Creech AFB から発進した MQ-1 と MQ-9 を使用するもの。使用した衛星は、軌道修正用燃料がなくなって寿命に達したと判断されたもの。(USAF 2014/2/5)

今日の報道発表 (その他編)
  • Lockheed Martin Corp. は AgustaWestland から、英陸軍の WAH-64D Apache AH.1 が装備する M-TADS/PNVS (Modernized Target Acquisition Designation Sight/Pilot Night Vision Sensor) を対象とする維持サポート業務の契約を、6,000 万ドルで受注した。補修、スペアパーツ供給、テクニカル サービス業務、兵站支援などを担当する案件。(Lockheed Martin 2014/2/6)
  • BAE Systems は、艦艇建造所の今後に関する 2 種類の選択肢をまとめた。
    • Scotstoun に集約して最新施設を備えた造船所を新設する
    • Govan と Scotstoun の 2 ヶ所体制として、既存の施設を改善して対処する
    Glasgow における事業所の再編構想は、2013 年 11 月に明らかにしていたもの。これから 2014/2/11 と 2014/2/13 に公聴会を開き、年内には結論を出す予定。(BAE Systems 2014/2/6)
  • Thales は、情報セキュリティに加えてクリティカルな情報システムの専門家と能力を単一の組織にまとめる、Critical Information Systems and Cybersecurity なる部門の創設を発表した。人員規模 5,000 名ほど、年間売上 5 億ユーロを見込む。サイバーセキュリティ分野の市場拡大に対応して、Thales が主導的なポジションを確保するための措置だとしている。(Thales 2014/2/6)
  • 欧州防衛庁 (EDA : European Defence Agency) は、ESCPC (European Satellite Communication Procurement Cell) 計画の進展について発表した。商用通信衛星による通信サービスをプール化するもので、2012 年 9 月に Astrium Services との間で契約に調印、2013 年には 100 万ユーロ超のオーダーを得た。また、創設メンバーのフランス、イタリア、ポーランド、ルーマニア、イギリスに加えて、ベルギー、フィンランド、ルクセンブルクが新たに参画。Astrium Services は "pay per use" 方式でサービスを提供する。(EDA 2014/2/5)
  • イスラエル空軍 (IAF : Israel Air Force) は、6 月に Hatzerim AB で M-346 用シミュレータを備える新しい地上訓練施設 (Ground Training Center) を開設する、と発表した。シミュレータの搬入に合わせて開設の運びとなるもの。このシミュレータは FMS (Full Mission Simulator) モードと、主として緊急事態対応の訓練に使う任務飛行モードを備える。これ以外に、1 ステーションにつき 6 画面を備える基礎シミュレータも設置する。(IAF 2014/2/5)
  • ウクライナの Ukrspecexport は、タイ向け Oplot-M 戦車の第一陣・5 両を 2014/2/4 にデリバリーしたと発表した。国営工場 Malyshevplant で製作したものを船便で Sattahip に陸揚げして、領収試験の実施場所まで運び込んだ次第。同社は 2011 年 9 月に、Oplot-M 戦車×49 両と支援車両を 2 億ドルで受注している。(Ukrspecexport 2014/2/5, RIA Novosti 2014/2/5)
  • Rosoboronexport では、Nizhny Novgorod の Central Research Institute Burevestnik で製作している 82mm 迫撃砲・2B24 と 2B25 をアラブ首長国連邦 (UAE : United Arab Emirates) に売り込み中。IDEX 2013 の席で要人を迎えて最初のデモを実施している。2B24 については「従来製品と比べて 1.5 倍の射程を持ち、先端素材の活用によって軽量化した」と説明。2B25 は特殊作戦部隊向け。UAE だけでなく合計 33 ヶ国に売り込みをかけており、受注もあったとしている。(Rostec 2014/2/6)
  • インド空軍 (IAF : Indian Air Force) 向けのテレメトリー機材で使用する通信機として、Park Controls & Communications (P) Ltd. は Rockwell Collins Inc. 製の新製品・721S Fixed Site Ground Radio の採用を決めた。721S にとって最初の輸出事例とのこと。721S は航空管制用 UHF 通信機・GRC-171×17,000 台の代替に際しても優先候補になっている。(Rockwell Collins 2014/2/6)

今日の米軍調達 (Contracts 2014/2/5)
AIR FORCE
  • GA-ASI (General Atomics Aeronautical Systems Inc., Poway, CA) : MQ-9 Accelerated Extended Range×38 機分を $117,286,467 (not-to-exceed) で。UCA (Undefinitized Contract Action)。2016/7/7 まで。AFLCMC (Air Force Lifecycle Management Center)/WIIK, Medium Altitude Unmanned Aircraft Systems, Wright-Patterson AFB, OH (FA8620-10-G-3038/#0118)
  • GA-ASI (General Atomics Aeronautical Systems Inc., Poway, CA) : MQ-9 用ソフトウェアを対象とするエンジニアリング サポート業務 (Lead-off Hitter AFSOC MQ-9 Software Line ) を $16,595,766 で。米空軍特殊作戦軍団 (AFSOC : Air Force Special Operations Command) 向け、2015/2/6 まで。AFLCMC (Air Force Life Cycle Management Center)/WIIK, Medium Altitude Unmanned Aircraft Systems, Wright-Patterson AFB, OH (FA8620-10-G-3038/#0114)
DLA (Defense Logistics Agency)
  • Wright & Wright Machinery Company Inc. (Monticello, KY) : 民生品の農業機材を $87,500,000 (価格修正条項付き) で。陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向け、2019/2/4 まで。DLA (Defense Logistics Agency) Troop Support, Philadelphia, PA (SPE8EC-14-D-0012)
  • ReadyMat US LLC (Lake Charles, LA) : 折り畳み可能なファイバーグラス製マットを $9,000,000 (価格修正条項付き) で。陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向け、2019/2/5 まで。DLA (Defense Logistics Agency) Troop Support, Philadelphia, PA (SPE8E6-14-D-0001)
NAVY
  • HELIX-Hon a Joint Venture Co. (San Diego, CA) : NAVFAC Southwest の AOR (Area of Responsibility) で実施する、環境対策関連のアーキテクト/エンジニアリング業務を $30,000,000 で。州別の配分は CA (85%)、AZ (6%)、NV (6%)、その他 (3%)。2019/2 まで。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Southwest, San Diego, CA (N62473-14-D-1401)
  • Allan C. Bamforth JR Engineer Surveyor Ltd. (Norfolk, VA) : NAVFAC Mid-Atlantic の AOR (Area of Responsibility) で実施するアーキテクト/エンジニアリング業務を $15,000,000 で。主として Coastal North Carolina と Hampton Roads で実施、2019/2 まで。Task order 0001 として、MCAS (Marine Corps Air Station) Cherry Point の浄水施設設計作業を $702,229 で、2015/9 まで。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Mid-Atlantic, Norfolk, VA (N40085-14-D-8403)
  • Dignitas Technologies (Orlando, FL) : NAWC-TSD (Naval Air Warfare Center Training Systems Division) の Environmental Representation Data and Effects Program を対象とする研究開発支援業務を $7,685,234 で。シミュレーション、環境表現、SME (Subject Matter Expertise)、技術開発/インテグレーション、応用技術実験などを担当。2017/2 まで。NAWC-TSD (Naval Air Warfare Center Training Systems Division), Orlando, FL (N61340-14-C-6103)
ARMY
  • Raytheon Co. (McKinney, TX) : 改良型 ITAS (Improved Target Acquisition System) を $16,286,396 で。サウジアラビア陸軍向け×22、サウジアラビア国家警備隊 (SANG : Saudi Arabian National Guard) 向け×3。FMS (Foreign Military Sales) 案件、2015/6/30 まで。Army Contracting Command, Warren, MI (W56HZV-14-C-0066)
  • HRD Engineering (Kansas, City, MO : 米陸軍工兵隊 (USACE : Army Corps of Engineers) Kansas City District 向けのアーキテクト/エンジニアリング業務を $9,500,000 で。2019/2/4 まで。Army Corps of Engineers, Kansas, City, MO (W912DQ-14-D-1001)

今日の報道発表 (北米編)
  • Mide (Boston, MA) が Lockheed Martin Corp. と組んで、イージス武器システム (AWS : Aegis Weapon System) 向けに新しいセンサー技術を開発した。SBIR (Small Business Innovation Research ) 案件で、ピエゾ電子センサー (piezoelectric sensor) と称する。ちなみに、SBIR には 3 フェーズあり、フェーズ 1 が新しい技術やアイデアに関する模索の支援、フェーズ 2 が商用化の可能性に関する開発・評価、フェーズ 3 が具体的な生産と商用化をカバーする。(Lockheed Martin 2014/2/5)
  • Raytheon Co. は、2,000 発目の Griffin ミサイルをデリバリーしたと発表した。「軽量で信頼性が高く、目標を精確に破壊できて付随的被害が少ないミサイルを」との要求を受けて自費で開発、2008 年に量産を開始したもの。現行バージョンはブロック III で、シーカーの性能向上や多重効果弾頭の導入を図っている。(Raytheon 2014/2/5)
  • Northrop Grumman Corp. は米空軍から、B-2A に搭載するアビオニクスの代替作業を 43 ヶ月・4,350 万ドルで受注した。ACDU (Audio Central Distribution Unit) の代替品を製作する案件。共通プロセッサ (Common Processor) の導入によって時間とコストを節約するアプローチを適用する、最初の LRU (Line Replaceable Unit) となる。陳腐化した LRU の中には、メーカーが廃業していたり、試験機材が利用できなくなったりしているものもあるが、それを解決するのが共通プロセッサだとの説明。(Northrop Grumman 2014/2/5)
  • Aurora Flight Sciences Corp. は、DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) の VTOL (Vertical Take-Off and Landing) 機開発計画・X-Plane (a.k.a. LightningStrike) のフェーズ 1 契約を受注したと発表した。ホバリングが可能でありながら高速性能を持たせようという、野心的なプログラム。Aurora Flight Sciences はダクテッドファンやハイブリッド推進に関する経験を有しており、2001-2005 年にかけて DARPA の SBIR (Small Business Innovation Research) 案件・GoldenEye 100 を手掛けた。また、DARPA の OAV-2 (Organic Air Vehicle 2) 計画では GoldenEye 80 を手掛けた。2005-2010 年にかけて、米陸軍の Excalibur UAV も手掛けている。(Aurora Flight Sciences 2014/2/4)
  • 米海軍によると、NAWC-WD (Naval Air Warfare Center Weapons Division) では小型ミサイル・Spike について、これまでに 26 発を製作して試験に供しており、フルスケールの誘導飛翔試験だけで 10 回以上実施したとのこと。最近では 2013 年 6 月に UAV を標的とするデモを行っている。開発に際しては既製品のコンポーネントを活用して、安上がりに済ませたとの説明。この兵装は、小型高速艇に対処するためのギャップフィラーになるとしている。(US Navy 2014/2/4)
  • HII (Huntington Ingalls Industries Inc.) 麾下の Ingalls Shipbuilding は、以前に 84 Lumber が使っていた Moss Point の土地・建物を 2014/1/31 付で買収した。敷地面積 12.26 エーカー、2007 年に建設した建物 2 棟などがある。この買収は事業所集約の一環として実施したもので、今回買収した施設は主として倉庫に充てる。(HII 2014/2/5)

今日の報道発表 (その他編)
  • BAE Systems は、2013/8/10 に「某所の試験場」で Talanis が 15 分間の初飛行を行っていたと発表した (その前月に高速タキシー試験を実施していた由)。機体の管制はテストパイロットの Bob Fraser 氏が担当、初飛行では「見込みを上回る結果が出た」としている。その後、2013 年中に複数回のフライトを実施、飛行時間は最長で 1 時間ほどとなり、速度や高度をいろいろ変えたとのこと。Talanis 計画にかかっている 1 億 8,500 万ポンドの費用は、英国防省と産業界の共同負担。2010 年 7 月に公式発表を行ったものの、機密度が高いという理由から、同機にアクセスできる人員は制限している。(BAE Systems 2014/2/5)
  • IAI (Israel Aerospace Industries Ltd.) は、国土安全保障の用途を想定した新型 USV (Unmanned Surface Vessel)・Katana について発表した。港湾や領海の警備、対水上戦、電子戦、洋上プラットフォームの防衛など、多様な用途に対応できるとの説明。また、IAI の各種システムと互換性があるとしている。自律航行や衝突回避の機能を持ち、管制ステーションからの遠隔操作に加えて有人運用も可能。(IAI 2014/2/6)
  • IAI (Israel Aerospace Industries Ltd.) の Systems, Missiles & Space Group 麾下・Tamam Division が、新型の高解像度 EO/IR (Electro-Optical/Infrared) センサー ターレット・M-19 HD を開発した。最大 7 種類のセンサーを単一の LRU (Line Replaceable Unit) にまとめられるマルチスペクトラル・マルチセンサー機材で、全天候下で昼夜を問わない監視が可能だとしている。マルチモード AVT (Automatic Video Tracker)、動画の処理/圧縮機能、測位用の IMU/GPS (Inertial Measurement Unit/Global Positioning System) も備える。(IAI 2014/2/5)
  • その IAI (Israel Aerospace Industries Ltd.) は某 NATO 加盟国に、砲兵隊前線観測部隊 (FO : Forward Observer) 向けの GTAS (Ground Target Acquisition System) をデリバリーしている。MiniPOP ベースの製品で、地上設置あるいは車載して 1 名で運用可能。較正やレベリング微調整の必要はないとの説明。IAI ではこのほか、戦闘任務の計画立案と管理を担当する CT-BMS (Combat Team Battle Management System) も開発した。(IAI 2014/2/5)
  • IAI (Israel Aerospace Industries Ltd.) は、LAHAT (Laser Homing Attack) ミサイルをヘリコプターから発射するデモンストレーションを成功裏に実施したと発表した。高度 300-6,000ft の間で合計 8 発を発射、射程は 10km 程度。実運用環境に基づく高い再現性のシナリオを設定、移動目標と固定目標の双方をターゲットにしたとの説明。LAHAT はレーザー誘導で、弾頭は目標に合わせて変更可能。発射機は 4 連装、WCS (Weapons Control System) に加えて、目標指示用に MOSP3000D を使用する。(IAI 2014/2/5)
  • IAI (Israel Aerospace Industries Ltd.) 傘下の ELTA Systems Ltd. が、射場用計測レーダーの新製品・ELM-2088 SIS (Single target radar Instrumentation System, 単一目標の追尾が可能)、ELM-2086c Cinbad (移動展開が可能で複数目標の追尾が可能)、ELM-2086i Sky Beam (長距離で複数目標の監視・探知・追尾が可能) を開発した。(IAI 2014/2/5)
  • IAI (Israel Aerospace Industries Ltd.) 傘下の ELTA Systems Ltd. が、新型の AESA (Active Electronically Scanned Array) 海洋哨戒レーダー・ELM-2022ES を開発した。既存の ELM-2022 MPR (Maritime Patrol Radar) ファミリーに加わる新製品で、水平方向は機械式走査、垂直方向は電子式走査を使用する。現在は試験中で、2015 年の半ばにデリバリー可能になる予定。(IAI 2014/2/5)
  • IAI (Israel Aerospace Industries Ltd.) は、オーストラリア空軍 (RAAF : Royal Australian Air Force) が中東戦域で使用している同社製の Heron UAS (Unmanned Aerial System) について、累計飛行時間が 20,000 時間を突破したと発表した。2009 年に "Project Nankeen" の下、同機の運用を担当する MDA (MacDonald, Dettwiler and Associates Ltd.) に機体をデリバリー、以後、運用を続けているもの。(IAI 2014/2/5)
  • Saab AB は、印陸軍の短射程地対空ミサイル開発計画・SRSAM (Short Range Surface to Air Missile) について、インドの輸送機器メーカー・Ashok Leyland と合同チームを編成した。Saab の RBS 23 BAMSE ミサイルを Ashok Leyland の車両に載せる構図で、あらゆる天候下であらゆる目標に対処できると説明。レーダーは Giraffe AWB を使用する。(Saab 2014/2/5, IHS Jane's 360 2014/2/6)
  • Terma A/S は Singapore Airshow の席で、3D オーディオを活用したアクティブ ノイズ低減によるパイロットの疲労低減について発表する。デンマーク空軍 (RDAF : Royal Danish Air Force) と共同で実施するもの。(Terma 2014/2/5)

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人事・組織

予備役の動員状況 (DoD 2014/2/4)
現時点での予備役・州兵の動員内訳は以下の通り。
  • 軍種 : 非志願動員 / 志願動員 / 合計
  • ARNG : 14,488 (-176) / 1,082 (-21) / 15,570 (-197)
  • USAR : 11,312 (+12) / 2,007 (-7) / 13,319 (+5)
  • USNR : 3,691 (-42) / 190 (+6) / 3,881 (-36)
  • USMCR : 1,033 (-20) / 817 (-2) / 1,850 (-22)
  • ANG : 1,436 (+85) / 2,675 (+184) / 4,111 (+269)
  • USAFR : 1,177 (+11) / 2,071 (-8) / 3,248 (+3)
  • USCGR : 148 (+0) / 245 (+1) / 393 (+1)
  • TOTAL : 33,285 (-130) / 9,087 (+153) / 42,372 (+23)
ARNG : 陸軍州兵, USAR : 陸軍予備役, USMCR : 海兵隊予備役, USNR : 海軍予備役, USAFR : 空軍予備役, ANG : 州兵航空隊, USCGR : 沿岸警備隊予備役

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戦争・紛争

最近のニュースいろいろ
  • アフガニスタンにおける米軍の関与に反対する超党派の上院議員が、2015 年以降も米軍をアフガニスタンに駐留させる場合には議会の承認が必要、という内容の議案を提出した。民主党の Jeff Merkley 議員に加えて、保守系の Mike Lee 議員や共和党の Rand Paul 議員も同調。この件では、アフガニスタンの Hamid Karzai 大統領が所要の合意にまだ署名していない問題もある。ただし Chuck Hagel 米国防長官は、2015 年以降に訓練・助言ミッションを実施するための計画立案作業は続けている、と説明。(DefenseNews 2014/2/7, AFPS 2014/2/7)
  • 国連安保理の 15 ヶ国が連名で、シリアに対して「化学兵器の処分作業を迅速化しなければならない」と注文をつけた。(SpaceWar 2014/2/6)
  • 2014/2/6 にイスラエル南部の Ashkelon で、Gaza Strip から飛来したロケットを Iron Dome が要撃したとのこと。ラジオ局は「死傷者はなかった」と報じている。一方、Hamas の側では「境界線越しのロケット発射を阻止するために、特殊任務部隊 600 名を展開させた」と発表したが、その 2 日前に「特殊任務部隊が撤収した」と報じられたのを受けた動きか。2014/1/21 に展開したものの、Hamas の訓練キャンプに対してイスラエル軍機による攻撃があり、その後で抗議活動があって撤収したとの話がある。(SpaceWar 2014/2/6)
  • レバノン北部、シリアとの国境に近い Aidamoun という街で、シリア系住民の自宅から Grad ロケット×3 発、迫撃砲弾×6 発、爆発物、武器を加工するための機械、狙撃銃と弾薬が見つかる事件があった。件のアパートのオーナーによると、シリア系の住人とレバノン人の住人が逮捕されたとのこと。(SpaceWar 2014/2/5)

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こぼれ話

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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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