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浜岡原発4号機 安全審査申請へ
2月6日 15時43分

浜岡原発4号機 安全審査申請へ
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静岡県の浜岡原子力発電所4号機について、中部電力は、今月14日にも運転再開の前提となる安全審査を原子力規制委員会に申請することが分かりました。

中部電力は、3年前の東京電力福島第一原発の事故後、政府の要請を受け入れて浜岡原発の運転を停止していますが、原発の代わりに運転が増えている火力発電所の燃料費の増加で経営が悪化しています。
中部電力は、浜岡原発の4号機について、来年9月に安全対策の設備が完成する見通しとなったことから、今月14日を軸に運転再開の前提となる安全審査を原子力規制委員会に申請することで、最終調整していることが分かりました。
浜岡原発は東海地震の想定震源域のほぼ中央にあり、中部電力は想定している地震の規模をこれまでの1.5倍に引き上げたほか、高さ22メートルの「防波壁」と呼ばれる津波の被害を防ぐ設備を建設しています。
中部電力は、3号機についても来年度の早いうちに審査を申請する方針です。
ただ、浜岡原発は、事故を起こした福島第一原発と同じタイプの原子炉で、規制委員会の審査にどのくらい時間がかかるかめどが立っていないうえ、審査終了後に自治体の同意を得なければならず、運転再開は依然として見通せない状況です。

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