Googleキーワードプランナー(旧キーワードツール)で月間検索数を調べる! その言葉って検索されてるの?

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こんにちは! 分析系の業務は性格的にあんまり得意じゃないヨス(@yossense)です。

そうなんですよ。分析業務って好きじゃないんですよね~。でも、やらないといけないときってあるんですよ! のび太だってカツオだって、やるときはやるんです! ……さて、ブログでは書いたあとの分析も大切ですが、今回はブログを書く前の分析についてのお話です。

ここでの主役はもちろんGoogle先生。今回はGoogleキーワードプランナーというツールを使って、キーワードがどのくらいの頻度でGoogleで検索されているかをチェックするやり方を紹介します。

Googleキーワードプランナーとは?

キーワードプランナーで出来ること

Googleキーワードプランナーでは、ブログやサイトでコンテンツ記事を書くときに、どんな言葉を使ったほうが検索に有利なのかの目安を教えてくれます。では、具体的にどんなことができるかを説明します。

1キーワードが月間にどのくらい検索されているのか

ブログで記事を書いたり、ホームページでコンテンツを書く前に調べておきたいことがあります。

それは「今から書こうとしているコンテンツは必要とされているのか?」ということです。特にそれがWEBショップなど、売上を上げるためで、そのためにアクセス増大を目的とするのなら、アクセスされない記事を書くことはムダ以外何モノでもないです。だってコンテンツを書くにはそれなりに時間がかかりますし、スタッフの人件費もかかりますから。

そんなときに便利なのがGoogleキーワードプランナーです。このツールでは、キーワードが月間にどのくらい検索されているのかを調べることができます。例えば……

月間検索数の例
ドラゴンボール 450,000回/月
ワンピース 1,500,000回/月

……です。イヤー、どちらもべらぼうに検索数の多いキーワードですね。ちなみに「ワンピース」の場合、「服のワンピース」も含まれます。それはともかく、単純に数字だけを見ると、「ドラゴンボール」よりも「ワンピース」の方が人気のキーワードだと言うことがわかります。

2複合キーワードもチェックできる

このGoogleキーワードプランナーは、単一キーワードだけでなく、複合キーワードも検索できます。

複合キーワードとは、「ドラゴンボール 戦闘力ランキング」とか「ドラゴンボール フリーザ 父 名前」とかです。2つ、もしくは2つ以上の語を「半角スペース(全角でも問題ない)」で繋いで調べることができます。ちなみに、これらの月間検索数をチェックしてみました。

複合キーワードの月間検索数例
ドラゴンボール 戦闘力ランキング 880回/月
ドラゴンボール フリーザ 父 名前  - 

「ドラゴンボール フリーザ 父 名前」の方にハイフンが入ってありますよね? これは何でしょうか。

実はGoogleキーワードプランナーでは検索数がすごく少ないもの、もしくはゼロのものには、このように「-(ハイフン)」が表示されます。

3関連キーワードもチェックできる

Googleキーワードプランナーの素晴らしいところは、関連キーワードのチェックが簡単にできることです。

関連キーワードとは、よく似たキーワードと言ったらわかりやすいでしょうか? さっきの「ドラゴンボール フリーザ 父 名前」を例に出すと、こんな関連キーワードがずらりと出てきます。

関連キーワード
関連キーワードもこの通り! 簡単にチェックできます。

私は「フリーザのお父さんの名前」を知りたかったのですが、中には「悟空のお父さん」の関連もありますね。あ、そうだった、そうだった。フリーザのお父さんの名前はコルド大王でしたね! 懐かし~い。

これを見る限り「フリーザ 父 名前」よりも「フリーザ 父親 名前」の方が人気です。なので、ブログの記事タイトル(<title>の中に入れる言葉)は、「フリーザ 父 名前」のように「父」じゃなく「フリーザ 父親 名前」のように「父親」を入れたほうが良いということになります。……って、それでも月間検索数がたった30回なので、一日1回されるかしないかというレベルですがw。

キーワードツールと同じ

このGoogleキーワードプランナーというツール、私は4年ほど前から愛用していますが、元々はキーワードツールという名前でした。

ところが、2013年8月末にGoogleキーワードプランナーという名前に変更になりました。何が変わったかというと、まずは使い方が変わりました。それともう一つ大きな変更が、Googleアカウントがないと使えなくなったということです。

参考: 【悲報の続報】AdWordsキーワードツールがついに廃止、今後はキーワードプランナーを | 海外SEO情報ブログ

Googleキーワードプランナーの使い方

お次は、Googleキーワードプランナーの具体的な使い方です。キーワードツールに慣れていた方は、ちょっと最初は慣れるまで面倒だと思いますが、簡単ですので是非使って下さい!

キーワードの月間検索数を調べる

1Googleアカウントでログイン

まずはGoogleにログインします。Googleのアカウントを持っていない方は、ぜひ取得して下さい。というか取得しないと始まりませんw。

googleにログイン
Googleアカウントでログイン

2オプションを選択

一番上にある「キーワードと広告グループの候補を検索する」をクリックします

キーワードと広告グループの候補を検索する
「キーワードと広告グループの候補を検索する」をクリック

3キーワードを入力する

ではキーワードを入れてみましょう。

ここでは私の大好きな食べ物を組み合わせて「うどんピザ」というありえないメニューの検索数を調べてみましょう。こんな単語、検索されたことあるんやろかw?

キーワードを入れて、候補を取得
[ キーワードを入力する ] → 候補を取得

4タブをクリック

検索結果ページが表れました。ここで「キーワード候補」のタブをクリックしてください。

キーワード候補
「キーワード候補」のタブをクリック

5月間の検索数が表示

さて、これで月間検索数が表示されます! 下のような感じです。

月間検索数
月間検索数が表示されました……って50回も検索されてるw!!

わお!! 「うどんピザ」って月に50回も検索されてんのっ!? なんで? なんで?! まじでビックリ。

あ、そうそう。月間検索数と書いていますが、実際には「月間平均検索ボリューム」という名称です。

つまり、今月の本当の検索数ではなく、月々の検索数の平均だということです。なので、「チョコレート」なんかだと、1月、2月だけアクセスがガーッと増えたり(バレンタインがあるので)、一年でも変動が大きそうですね。こういう語をチェックする場合は、1年の平均だということをよく覚えておいて下さい。

ちなみに人気の無いキーワード……というか、ほぼ検索されないワードは「-(ハイフン)」で表示されます。

人気のないワードはハイフンに
人気のないワードは数字ではなく、ハイフンに。

複合キーワードの月間検索数をチェック

今度は複合キーワードの場合です。って言っても基本的に同じですが。

一つだけ違うのは「キーワードを追加」の項目を「完全一致」にすること。こうしないと、それぞれのキーワードを含む語がめちゃめちゃ出てきます。

「キーワードを追加」の項目を「完全一致」にする。
[ 鉛筆のアイコンマーク ] → [ 完全一致 ]

さて、今回はGoogleキーワードプランナーの基本的な使い方でした。

私もキーワードツールから急に変更になったときは戸惑いましたが、全然問題なく使えるのでよかったです。

ちなみに、私が以前WEBショップを運営していたときに、キーワードを決めるのが難しかったことがあります。それは「『的確な固有名詞』がまだ存在しなかったとき」です。簡単に言うと「これ、なんて呼んだらいいんだろう?」ってものに対してです。

例えば「スマホのイヤホンの端子を差し込むところの穴に差し込むアクセサリー(長っ!!)」ですが、今では「イヤホンジャック」で通っています。でも、何年も前には「スマホジャック」「イヤホンジャック」「スマートフォンピアス」「スマホピアス」など、いろいろな呼び名があって、なんて呼んで良いのか決まっていませんでした。

つまり、まだ名前がない状態です。まぁ、そんな状況のときは、こんな商品が存在するなんて誰も知らないので、検索のしようがない(=対策のしようがない)のですがw。

という訳で、ブログ記事やサイトのコンテンツを書く前には、書こうとしている記事の需要をぜひチェックしてみてくださいね! とは言っても、別に検索数が少なくても全然書いて問題ないですよ!

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書いている人「ヨス」って誰? ヨスについて

四国の香川県在住のブロガー(月間35万PV)。学校でデザイン/イラストレーションの勉強をした後、日本語教師として外国人に教鞭を取っていた変わった経歴を持つ。得意の「言語」と「デザイン」を駆使して分かりやすいブログを書くことがモットー。家ではWindows7、外ではWillcomのルー ター付PHSiPadを使用。

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