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国際
【追跡~ソウル発】“反日”韓国、今年も「慰安婦」を漫画やユネスコで世界にPR
出展事業は政府と韓国漫画映像振興院や漫画家と共同で進められ、本格的なアニメーション作品も含まれる。
漫画祭のために官民で編成された「日本軍慰安婦韓国漫画企画展組織委員会」の委員長で漫画家の李賢世氏は「(出展作品に)まず、すべての人々が怒り、次に許すという過程を経て乗り越えていくという象徴的な意味を持たせた」と発言。これは韓国政府や反日団体と同様の認識に立っていることを示している。
日本の取り組みを完全に無視
李氏のような認識は、現在の韓国の政治指導部やメディアなどの知識階層、文化人や国民の一部にも浸透している。一方的に「日本の責任」を追及するこうした姿勢には、重要な認識の欠落があるのだが、それらに気づく人は少なく、まして人前で公的に堂々と指摘する韓国人は皆無である。
日韓両国は1965年の日韓基本条約に伴う請求権協定の締結を経て、日本側が有償・無償あわせて5億ドルの資金を提供。両国はこれによって「過去」を清算し、国交が正常化されたはずである。「漢江の奇跡」と呼ばれた高度経済成長も、“日本との和解”を前提に受けた恩恵だった。
その後、90年代に入って韓国側が慰安婦問題を新たな懸案に取り上げ始めると、日本政府はこれにも「人道的見地」に立って対応。1997年から2002年までの間、政府主導の民間基金であるアジア女性基金を通じて慰安婦に対して歴代4人の首相が署名した「おわびの手紙」を添えて、200万円の「償い金」を手渡すなどの努力を積み重ねてきた。
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