今日は関東でも大雪

皆さんおはようございます。

関東でも久しぶりに雪が積もりそうです。
当社のスタッフも皆電車で通勤していますが、帰りの交通の心配が
あるので、今日は午後から帰らせるようにしたいと思います。

さて、昨日お知らせした328GTBの試乗会のお知らせですが
昨日前から連絡を頂いていた方が急遽来られまして
契約するので試乗会は止めてくださいとのこと。

勿論販売を優先するのは当然のことですので、そのまま契約をさせていただきました。
幸い応募の方がまだ少なかったので、その方々には
次回、512BB試乗会の優先権を差し上げると連絡致しました。

普通328は個体も多く、仕入れもそう難しい車では無いのですが
最近は26年も経過するせいか、状態の良い車が少なくなっているのが現状です。

それでも巷にはそれなりに売り車があります。
そこで、今回は328を考えていらっしゃる方へのアドバイス。

1、この車の製造年式は 1986年から1989年まで。
2、モデルはGTB いわゆるクーペと GTS タルガトップのモデルの2種類
3、指向地向けの違いは
a, ヨーロッパ向け仕様 これにはキャタライザーが付かない
b, 例外がスイス仕様 これにはキャタラーザーが付く
c, アメリカ、日本、中東(ドバイ)向けのモデル
これらのモデルには、キャタが付き、前後のバンパーも欧州仕様とは形状が異なる
簡単な見分けはりヤーのバンパーの上からみて真ん中に熱気を逃がすスリットが付く

よく間違う人が多いのが、スイス仕様。
欧州の一部だからその他の欧州モデルと同じかと勘違いするが
中身はUS仕様と同じ、

日本の市場にはいわゆるディーラー車、コーンズ仕様が数多く出回っている。
そのメリット、デメリットとは?
a, メリットとは新車で販売されているわけだから、履歴が把握し易い。
b,デメリットは? 完全な欧州仕様と比べると、格段に遅い。
例えば、欧州仕様が加速がカミソリとすると、コーンズ物は切れ味の悪い包丁
アクセルの応答性が全然違う。
ただ、人によってはそのマイルド?な加速が良いという人もいる。

c,欧州仕様のデメリットは?
私は1988年ころある会社のスポンサードを受け、約30台くらい
この328GTS、GTBの新車を輸入し、主に業者に販売した。
そのような新車で輸入された個体は良いのだが、
その後、中古車として海外から仕入れた個体もかなりな数存在する。

その場合、現状で程度を見極めるのは素人には無理。
つまりリスクがあるということ。
勿論、私が仕入れて販売する車であれば問題は無い。
欧州仕様を数多く新車で販売したのはおそらく日本で私だけだと思う。

次にこの328の購入に際して注意するべきこと、
a, 勿論乗り手にもよるが、50,000キロ走行を過ぎた個体は
エンジン、ミッション、足周りに くたびれが見えてくる。
足回り、つまりサスペンションのオーバーホールは必然。
それをやれば走りが見違える。
問題なのはミッション、
328の唯一の欠点と言っててよいのが、ミッションのシンクロの弱さ。
エンジンが冷えている時にゆっくりと2速に入れれば直ぐに判る。
5万キロを過ぎている個体は殆ど、ゴリゴリと2回抵抗が出る。
つまりシンクロが下手っているわけだ。

これがエンジンが正規の温度になっても変わらなければシンクロがダメ。
ついでにエンジン本体のオーバーホールも行うとしよう、
総額250万は軽く超える。

だから素人が自己判断で500万くらいのGTSなど安いと思って買うと
あとで高額な出費が伴うというわけだ。

余計な話だが、
328の前のモデル、308を皆さんご存知だろう。
また別の機会に詳しく解説するが、
308は素人が安易に買う車ではない。
理由はほとんどが見てくれは直していたとしても、本体はくたびれているからだ。
つまり金がかかる。最低でも300~500万。
それを承知で買うなら良いが。

そこで今日のまとめ。
328は結構個体差が出てきている。
なので、この車をよく知っている車屋から買わないとあとで後悔することになる。
私のお勧めは 50,000キロ以内の走行履歴を持つ 完全欧州仕様。
GTS、GTBは好みの問題。
328からはボディ剛性が非常に良くなり、GTSでもねじれは全く感じられない。

まずは当社に相談してくれ。
質問は
www.castel-dino.com
まで。
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