13日に政府税調、幅広い角度から検討=法人課税改革で菅官房長官
[東京 5日 ロイター] - 菅義偉官房長官は5日午後の会見で法人課税改革について、13日に政府税制調査会の総会が開かれるとしたうえで、最初は幅広い角度から検討していくことになるとの認識を示した。
法人課税のあり方については安倍晋三首相が1月31日の衆議院予算委員会で「政府税調で専門的観点から法人実効税率のあり方、課税ベースの在り方、政策効果の検証、他の税目との関係などについて2月にも検討を開始させたい」と発言していた。菅官房長官は「13日に政府税調の総会が開催されると聞いている」としたうえで、「具体的な進め方は税制調査会の中で(検討が)進められるだろうと思う」と語った。さらに「法人課税のあり方については、与党とも協力しながら、経済財政諮問会議でもそうした話題があるので、幅広い角度から検討していくというのが最初だ」とした。
(石田仁志)
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