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百田氏の発言要旨2014年2月8日 

 NHK経営委員の百田尚樹氏が3日に東京・新宿駅前で東京都知事選の応援演説に立ち、自らの歴史認識を語った発言要旨は次の通り。
   ×   ×
 戦後69年、問題が山のように出てきている。原因は何か。日本が戦争に負け、GHQ(連合国軍総司令部)が徹底した自虐思想を植え付けた。これは東京裁判のせい。米軍は東京、広島、長崎の悲惨な状況を見て、やりすぎたと思ったのだろう。無辜の民を何十万人も虐殺した。
 東京大空襲はこんなに悲惨な戦争犯罪はあるかというほどの残虐行為。原爆は完全に人体実験で、米軍は原爆の威力を見たかった。大虐殺だ。
 東京裁判はこれをごまかすための裁判だった。南京大虐殺は1938年に☆(草カンムリに将の旧字体)介石がやたら宣伝したが、世界の国は無視した。なぜか。そんなことはなかったからだ。当時、南京には多くの記者たちがいて現実を見ていた。☆(草カンムリに将の旧字体)介石がうそを言っても誰も信じなかった。
 だが、東京裁判で突然、亡霊のごとく南京大虐殺が出てきた。米軍が自分の罪を相殺するためだ。東京大空襲、原爆投下は「米軍は悪くない、おまえたちが悪いことをしたからこうなった」と。そのために持ってきたのが南京大虐殺だった。
 米軍は真珠湾攻撃で宣戦布告せずに戦争したから、日本をめちゃくちゃにしたと言った。でも20世紀の戦争で宣戦布告がなされた戦争は、ほとんどない。米国はベトナム、湾岸、イラク戦争でも宣戦布告なしにやった。
 日教組など左翼団体が今も自虐的な思想に凝り固まっている。確かに日本軍も残虐なことをした。でも、アメリカも、ソ連も、中国もした。こういう歴史の黒い面を教えることも大事だが、子どもたちには大きくなってから教えたらいい。
(共同通信)


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