9日、デンマークのコペンハーゲン動物園で殺処分され、解体されるキリン(ロイター=共同)
デンマークのコペンハーゲン動物園が9日、飼育していた1歳半の雄のキリンを殺処分した上で、園内で飼育するライオンの餌にした。動物愛護団体などが激しく反発、波紋を呼んでいる。英メディアが10日までに伝えた。
首都コペンハーゲンにある同動物園は、園内のキリンが8頭に増え、近親交配を避けるため、そのうちの1頭を殺処分にしたとしている。
空気銃で処分し、子どもを含む来園客の前で解体、ライオンの餌にした。動物園側は「肉がもったいなかった」と釈明している。(共同)