中国テレビ局の「韓国芸能界特集」で辛口コメント続々、「まるでコピペしたように皆そっくり」―中国メディア
XINHUA.JP 1月21日(火)21時15分配信
中国中央テレビ(CCTV)で春節(旧正月)大みそかに放映される年越し恒例番組「春節聯歓晩会(春晩)」に韓国の人気俳優、イ・ミンホが出演することから、CCTVは20日のニュース番組で韓国の芸能界を特集した。芸能プロダクションの金儲け主義や女性タレントの整形、男性タレントの兵役といった韓国芸能界の現状を辛口に報じている。中国ニュースサイト、人民網が21日伝えた。
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1980〜90年代からの「韓流」ブームで、多くの韓国人タレントが登場したが、その多くはすぐに芸能界から消えてしまった。なぜだろう?
「スター工場」と称される韓国は、毎年150人/ユニットのタレントを輩出している。しかし歌手で2枚目のアルバムを出せるのはデビューしたうち2〜3割に過ぎない。韓国の芸能界の競争は激しく、あっという間に淘汰されてしまう。
男性アイドルグループ、Block B(ブロックビー)のメンバーはインタビューで、「3分間出演するために、2カ月から半年の根回しが必要」と話す。
CCTVによると、競争が激しいことを知っているので、韓国の芸能プロダクションも短期的な金儲けに走るという。新人を次々にデビューさせるが、長期的な計画があることは少ない。新人がデビューし、会社のためにひと稼ぎしたら、その後は活動を続ける力がなくなってしまう。
また韓国では外見が重視されるので、女性タレントが売れるためにはまず美形でなければならない。整形は日常茶飯事である。整形後の顔はまるでコピー&ペーストしたかのように誰もがそっくりになってしまう。歌やダンスのスタイルも似たり寄ったりだ。ある韓国の学生は「好きなタレントは特にいない。音楽ランキングの上位の曲を聴くだけ。別に誰でもいい」と話す。
男性タレントには兵役という最大の壁がある。韓国では20歳から30歳までの男性はみな最低1−2年は兵役に就く義務がある。新人を多く輩出する韓国芸能界で2年間メディアへの露出がないというのは大きなダメージだ。兵役前は大人気だったタレントが兵役後は売れなくなるのはこれが一因である。
(編集翻訳 SK)
最終更新:1月22日(水)1時41分
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