米国務省:日本のイルカ漁懸念「長年のもの」

毎日新聞 2014年01月22日 10時50分(最終更新 01月22日 11時45分)

 【ワシントン西田進一郎】米国務省のハーフ副報道官は21日の電話記者会見で、ケネディ駐日米大使が短文投稿サイトのツイッターで「イルカ追い込み漁の非人道性を深く懸念している」と同漁を批判したことについて、「米政府が長年明らかにしてきた見解を表したものだ」と述べた。そのうえで、日本政府にこうした懸念を直接伝えていることも明らかにした。

 ハーフ氏は「我々は生物の持続可能性と人道性の両面で懸念している」と語り、同漁を懸念する米政府の立場は明確であり変わっていないと説明した。

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