カシアス内藤氏の長男・律樹　無傷９連勝で初タイトル

初タイトルを喜ぶ内藤律樹（右）と父のカシアス内藤会長 Photo By スポニチ

　日本スーパーフェザー級王座決定戦が１０日、東京・後楽園ホールで行われ、同級１位の内藤律樹（Ｅ＆Ｊカシアス）が同２位の松崎博保（協栄）を８回終了ＴＫＯで下し、デビュー９連勝で初のタイトルを獲得した。

　作家沢木耕太郎氏のノンフィクション「一瞬の夏」の主人公で元日本、東洋ミドル級王者のカシアス内藤会長の長男は、父の現役時代を思い起こさせるアフロヘアで登場してスピードで圧倒。野口進・恭以来２組目の父子日本王者となり「うれしいですね。でも、まだ父に並んだとは思っていない。東洋、世界を目指していきたい」と喜んだ。