<在日米軍司令官>普天間5年以内停止に「共通目標目指す」
毎日新聞 2月10日(月)19時28分配信
◇オスプレイ訓練「半減は実現可能」
在日米軍のアンジェレラ司令官は10日、東京都千代田区の日本記者クラブで電話による会見を開いた。沖縄県の仲井真弘多(ひろかず)知事が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の5年以内の運用停止を求めながら、日米両政府は移設完了まで9年半を想定していることについて「年数の違いはあるが、負担軽減という共通目標に向かってゴールを目指すことはできる」と述べ、米軍側も運用停止5年を目標に調整に努める姿勢を示した。
司令官は「訓練しながら、運用を5年以内にとどめ(県外の)訓練施設の早急な確保も進める」と語ったほか、普天間のオスプレイ訓練の半分を県外へ移す取り組みについては「目標」と理解しているとする一方「削減は実現可能」と話した。
日米両政府は昨年4月、普天間返還は「2022年度またはその後」としたが、安倍晋三首相は昨年12月、仲井真氏に返還時期の前倒し検討を伝えた。
大雪対応のため、同じ都内の横田基地からの電話会見となった。【本多健】
最終更新:2月10日(月)19時28分
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