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2014年2月9日(日)

秘密保護法廃止まで運動

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岩手で県民集会

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(写真)集会でプラカードを掲げ、シュプレヒコールをあげる参加者ら=8日、盛岡市

 「秘密保護法」廃止へ!2・8岩手県民集会が8日、盛岡市で開かれ、各地から500人が駆けつけました。同法に反対する91団体が加わる同集会実行委員会が主催し、岩手弁護士会が共催しました。

 小笠原基也弁護士のあいさつに続き、3氏が発言。「母親として2人の息子を戦場には行かせたくない。『戦争できる国づくり』は体を張って阻止する」(いわて生協)、「青年も秘密法廃止を求めるデモをやって、この国の本当の民主主義を取り戻したい」(学生)などと訴えました。

 岩手日報労働組合から寄せられた「これからもあらゆる恫喝(どうかつ)にひるまず、報道の本分をまっとうする」との長文の連帯メッセージが代読されました。

 講演で東京慈恵会医科大学の小沢隆一教授(九条の会事務局員)は、同法を廃止に追い込めば、安倍政権の暴走を空回りさせ、憲法9条を守る大きな力になると激励しました。

 「思想信条を超えて廃止までたたかい抜こう」との集会アピールを拍手で採択し、県選出の国会議員らへの送付を確認。集会後、参加者らは冷え込む市内を「政府は隠し事をするな」などと唱和しながら、拳を突き上げデモ行進しました。

埼玉 雪のなか訴え

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(写真)雪のなか「秘密保護法は廃止を」と訴える参加者ら=8日、埼玉県所沢市

 埼玉県所沢市の「守ろう憲法・オール所沢」連絡会は8日、雪の降るなか所沢駅前で「秘密保護法は廃止を」と訴えました。

 マイクを握った参加者らは「運動はまだ終わっていない。秘密保護法を廃止にするまで運動を続け、憲法改悪を止めましょう」と呼びかけました。

 小林善亮弁護士は「安倍政権は公務員が秘密を守るための法律で一般国民には関係ないとごまかしている。法律家の目から見ると国民を監視できるしくみがあり、国民に関係のない法律であるはずがない」と強調しました。

 日本共産党の柳下礼子県議は、「世論と運動を広げて秘密保護法を廃止にし、憲法が生きる社会を作りましょう」と訴えました。


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