初めて打撃投手を務め、マウンドに立ったルーキー岩貞(撮影・中川春佳)【拡大】
「コースを投げ分けて、どこまでフルスイングするかを試していました。一番(得意)のインコースが決まったので、今までやってきたことは正しいことを実感しました」
小雨の中で訪れた100人の観衆と同じように平田2軍監督も満足させた。「腕の振りも良かったし、インコースにかなり威力のボールがあったね。順調じゃないかな」。8日には沖縄から視察に訪れた中村GMと黒田ヘッドコーチの前で58球の熱投。沖縄・宜野座行きが確実視されるなかで、今度は“手土産”ができた。
「大学時代と同じで目標にトライすることを続けていたいです」
吉報はまだだが、1月の新人合同自主トレを発熱で休んだ6日間の遅れを取り戻す勢いをみせた。ドラ1左腕が、ここから一気にギアを上げる。(柏村 翔)
(紙面から)