2014.2.11 05:06(2/3ページ)

来た!4番が来たで!!ゴメスが日本に上陸、いきなり豪語連発

宿舎に到着したゴメス。がっちりした体形だ

宿舎に到着したゴメス。がっちりした体形だ【拡大】

 嵐を思わせる悪天候のなか、ついにやってきた。母国ドミニカ共和国からヨーロッパ経由の長旅を終え、日本に上陸。2度の来日延期の末、待ちに待った新助っ人が姿をみせた。丸刈りに、整えられたひげがいかめしい雰囲気。だが、低音で発した入団会見での第一声は超強力だった。4番? ホームラン? ノープロブレム!! ゴメスが豪語を連発した。

 「7、8年プロで野球をやってきたが、ずっと4番を打ってきた。結果も残してきたと思うし、4番というスポット(場所)は気にしていない」

 細い眉、鋭いまなざしから、当然とばかりに言い切った。それだけの自負と実績があるからだ。

 「甲子園は広いと聞いている。だが、どの球場でもいかに強く打つかを考えることが大事だ」

 昨年はブルージェイズ傘下の3Aで主に一塁手として29本塁打、73打点。2012年には名門・レッドソックスで4試合、4番に座った経歴も持つ。その本拠地フェンウェイパークの左翼フェンスの高さは約11・3メートル。通称グリーンモンスターを越えるアーチは2本描いた。だから右翼から左翼に浜風が抜ける聖地の独特な環境もどこ吹く風だ。

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