11日の日本ハム戦に先発する秋山。先発ローテ争いへアピールする(撮影・白鳥恵)【拡大】
今キャンプではフォーム修正に重点を置いている背番号「27」。オフに取り組んでいたことが裏目となり、昨秋に比べて体重移動がうまくできていなかった。いま一度、見つめ直している現状だが「そこはそんなに気にしないで投げたい」。試合だけに集中する考えだ。
ともに登板予定の歳内、岩本はローテーション5、6番目を争うライバル。能見、メッセンジャー、藤浪の3本柱だけでは、1年間戦えない。9年ぶりのリーグ優勝には、若手投手陣の成長は必要不可欠。求めるのは高いレベルでの競い合い。和田監督も「投手に関してはブルペンが日を追うごとによくなっているから、それをマウンドで出せるか。まずは気持ちが出て躍動感のある投球をみせてほしい」と期待を寄せた。
「チームにとって(今年)1つ目の試合でチャンスをもらったので、それに応えたい」と秋山。今季高卒5年目として、後輩には負けられない。結果と内容で勝ってみせる。(西垣戸 理大)
(紙面から)