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No.3454
2014年1月20日(月)放送
“見えない”ドーピング
攻防の最前線
攻防の最前線
出演者
友添 秀則
さん
(早稲田大学スポーツ科学学術院 教授)
※内多勝康キャスターがお送りいたしました。(国谷キャスターは取材の為お休みいたしました。)
開幕まで3週間に迫ったソチ五輪。IOC会長は「冬季五輪最大の検査態勢を敷く」とドーピングへの厳しい姿勢を示している。背景には、巧妙化するドーピングの広がりがある。11日にドーピング違反での処分が決まった、アメリカ大リーグのアレックス・ロドリゲス選手。検査を数年間に渡りすり抜けてきたと見られる。今、医師や薬物の専門家と共謀することで、検査機関から “見えない”ドーピングが行われているのだ。取り締まる側も、選手の私生活や肉体の変化を目を向けるなど、監視の強化を打ち出している。薬物の売買を通じ、選手と“闇社会”とが接点を持ち始めたという強い危機感もある。もはやスポーツ界の問題にとどまらないドーピング、最前線の攻防に迫る。
※この番組の中で、ソチオリンピックが近づいていることを紹介するために、オリンピックに出場する選手の映像を使用しました。番組では、スポーツ界のドーピング問題を取り上げましたが、これらの選手は、ドーピング問題とは全く関係ありません。
※この番組の中で、ソチオリンピックが近づいていることを紹介するために、オリンピックに出場する選手の映像を使用しました。番組では、スポーツ界のドーピング問題を取り上げましたが、これらの選手は、ドーピング問題とは全く関係ありません。
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開幕が迫るソチオリンピック。
その舞台裏で、警戒態勢が取られているのが、ドーピング対策です。
国際オリンピック委員会 バッハ会長
「私たちはこれまでの、どの冬季五輪よりも、厳格にドーピングと戦います。」
背景には、今検査をすり抜ける、巧妙なドーピングの広がりがあります。
疑惑のただ中にある、大リーグのアレックス・ロドリゲス選手。
自転車界の王者と呼ばれた、ランス・アームストロング元選手。
男性
「あなたは禁止薬物を使用しましたか?」
ランス・アームストロング元選手
「はい」
医師などと手を組み、検出が難しい薬物を使っていたことが、明らかになってきました。
世界アンチ・ドーピング機構 事務総長
「尿や血液の分析だけでは、すべてのドーピングをあばけない。」
巨額の利益を狙って、闇社会もアスリートのドーピングに近づいています。
薬物売買に関わった人物
「犯罪組織がドーピングの薬物市場を、コントロールしているのだ。」
巧妙化し、見えなくなるドーピング。
アスリートと検査機関、攻防の最前線です。
“見えない”ドーピング
- 大リーグに衝撃 スーパースターの薬物疑惑
- “見えない”ドーピング 巧妙な手口
- トップアスリートに広がる “見えない”ドーピング
- 闇社会が狙う ドーピング市場
- ドーピングを防げ 強化される監視
- 犯罪組織とつながるドーピング
前回
2014年1月16日(木)放送
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