仙台市の積雪35センチ 78年ぶり2月9日 10時17分
発達した低気圧の影響で関東甲信地方で記録的な大雪となりましたが、9日は東北の太平洋側でも大雪となっていて、仙台市では積雪が78年ぶりに35センチに達しました。
気象庁は路面の凍結や交通への影響、それに屋根からの落雪などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、低気圧が発達しながら東日本の南岸を進んだため、8日から9日未明にかけて関東甲信地方では記録的な大雪となりました。
▽東京の都心の積雪は8日夜遅く、昭和44年以来45年ぶりに27センチに達したほか、▽千葉市では9日未明、33センチの積雪を観測し、昭和41年に観測を始めてから最も多くなりました。
発達した低気圧が三陸沖へ進んでいる影響で、雪は東北の太平洋側で降り続き、午前9時の積雪は▽福島市で43センチ、▽仙台市で34センチとなっています。
▽仙台市では一時、積雪が35センチに達し、昭和11年以来、78年ぶりの大雪になっています。
風も強まり、最大瞬間風速は▽青森県八戸市で午前9時前に21.9メートル、▽仙台市で午前8時半ごろに18.4メートルを観測しました。
東北の太平洋側では9日夜にかけて雪が降り続く見込みで、10日朝までに降る雪の量は、いずれも多いところで東北の太平洋側の▽山沿いで40センチ、▽平地で30センチと予想されています。
また、風の強い状態は昼ごろにかけて続く見通しで、▽最大風速は、陸上で15メートル、▽最大瞬間風速は25メートルから30メートルに達すると予想されています。
関東と東北の太平洋沿岸は大しけになる見込みです。
気象庁は路面の凍結や吹雪による交通への影響に十分注意するよう呼びかけています。
また、関東地方は次第に晴れて気温が上がっていて雪がとけだしていて屋根からの落雪にも十分注意するよう呼びかけています。
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