宣伝と日常
テーマ:ブログ『ご愁傷さま二ノ宮くん』で知られる鈴木大輔さんと、この前二人きりで深夜のファミレスで原稿作業してました。
私はゲラ直し(もう少しで本になる原稿)、鈴木さんは短編です。
どちらも締め切りに余裕がなかったので必死です。
でも、なぜか必死なのに鈴木さんは突然座席に横になるとこう言いました。
「ちょっと寝る」
時刻はそのときすでに午前一時過ぎだったので(仕事場で仕事をした後、仕事仲間の作家さんとご飯食べてた)、それもありかな、と私は思い、自分のゲラ直しをしていました。
そして、その時、私は信じられないものを見たのです。
鈴木さん「さてと……( ・w・)(もぞもぞ)」
と、鞄をあさって出てきたのは・・・・・・
なんと、アイマスク。
鈴木さん「ウェーイ!(0w0)」 (*実際はウェーイ!とは言ってません)
私「ウェーイじゃねえよ! なんでアイマスクなんか持ってんですか!」
鈴木さん「? アイマスクを常備しておくのは紳士のたしなみだね(0w0)」
私「もしかしてこうなることを見越して持ってきたんですか?」
鈴木さん「? だからたしなみだといっておろうに(0w0)」
どうやら、カバンの中にアイマスク常備だそうです(実話)。
で、その後本当に寝てしまいました。
私はその間ゲラをやり、やったー終わったー! というころにもそもそと鈴木さん起床。
でもすげえ眠そうで、黒酢ドリンク頼んでちょっと飲んだらまた寝に入ろうとしました。
その時、時刻はすでに午前二時半で、他人の締め切りなのに私のほうががくがくぶるぶるしてしまいます。
で、私は自分の分が終わっていたこともあり、こんな冗談を言いました。
私「じゃあ、鈴木さんが寝ている間に私が原稿の続き書きますよ(笑)」
鈴木さん「・・・・・・(0w0)」
鈴木さん「・・・・・・チラ(0・w0)」
鈴木さん「ウェーーーーイ!(0w0)」
ノーパソを開いてドキュメントを開く鈴木さん。
短編のプロットと、書きかけの原稿です。
まだ世に生まれおちる前の作家さんの原稿がみられるだなんて!
ちょっとドキドキとしながら、本当に続きを書きだしました。
んで。
書きだそうとしてすぐに気がついたんですけど、人の文章って真似しようとするとこんなに難しいものなのかと愕然としました。
よく、デビュー前には有名な作家さんの文章をまるごとコピーして文章修業した、なんていう話を聞きますが、私はいっさいそういうことをしたことがありません。
なのですんごい新鮮だったんですが、まず単語の選び方が違うし、句読点のつけ方も違うし、キャラに至ってはなおのこと先が読めない。
でもそれが楽しくて、別ファイルにぽちぽちと続きを書いていました。
だんだん筆が乗ってきて、「おお、これはいける! 今、私には鈴木大輔が乗り移っている!」と麗華と真由のやり取りを書いているところに、作者様がご起床。
私「鈴木さん! みてください! 傑作です!」
と、寝ぼけ眼の鈴木さんにノーパソを差し出します。
鈴木さん「んー・・・・・・(・w・)」
私「ドキドキ」
鈴木さん「フッ( ・w・)-3」
鼻で笑われる(:D)| ̄|_
というか、私はプロット通りに書いたのに、私が書いていた場所は「そこなくすつもりだったんだけど、言わなかったっけ?(・w・)」なことに。
鈴木さん「さーてんじゃやるべー(・w・)」
それから鈴木さんは普段の七倍くらいの速さで原稿を書き、三時間でフィニッシュ。
その後、二人で朝飯食べて帰りました。
私が書いた『ご愁傷さま二ノ宮くん』は、鈴木さんのPCに眠っております。
原稿用紙で五枚分くらいですけど。
ちなみに、私は原稿が採用された場合、原稿料を本気でもらうつもりでした。(¥ω¥)
で。
新刊の季節ですごきげんよう。
六巻です。
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