米国海兵隊は、沖縄防衛局と外務省関係者が1月末、普天間基地を訪問し、オスプレイのフライト・シミュレーターを用いて飛行業務を体験したと発表した。

日本政府関係者の訪問は、日米間のコミュニケーション向上が目的。普天間基地司令官のジェームス・フリン大佐は、「視察してもらうことで、普天間基地の機能や任務について共有する機会が得られ、安全に軍事業務を実施することで同盟国を支援することを強化することができる」と述べた。

海兵隊は、シミュレーターで、オスプレイの飛行練習をする機会を提供することで、同航空機の重要性とパイロットが質の高い訓練を行っていることをアピールした。

沖縄防衛局の担当者らは、普天間基地を拠点とする海兵隊の任務、機能を共有することに加え、軍事業務前の安全対策について説明を受けた。訪問者全員がシミュレーターのパイロット席に座り、飛行任務を実施した。 《編集部》