OECDが加盟30カ国の「社会の質」をランキング、日本や韓国の順位は?―韓国メディア
2014年02月09日
韓国紙・亜洲経済の中国語版ウェブサイトは6日、韓国の「社会の質」は経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国中28位だったと報じた。
記事によると、OECDが未成年の安全や教育、健康を保障する制度の充実、社会福祉制度の充実、社会のつながり、政治力を総合してランキングした。加盟30カ国中、首位はデンマーク。アイスランド、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドなど北欧各国が上位を占めた。ドイツは14位、米国は19位、日本は23位。韓国はメキシコとトルコを上回っただけだった。
韓国はカテゴリー別で特に社会福祉制度の順位が低く、30カ国中29位だった。政治に対する信頼度、市民団体の政治への参加率などの政治力も同じく29位と低かった。この結果について、OECDは「韓国は社会福祉を軽視しているため、若者が起業に踏み切れない。起業精神が大きく損なわれている」と指摘している。
(編集翻訳 小豆沢紀子)