東京海上日動火災保険は10日、自動車保険の保険金を支払っていなかった問題で、すでに発表していた「対人臨時費用」のほかに「人身傷害臨時費用」と「対物臨時費用」でも不払いの対象があったと発表した。人身傷害臨時費用では1万5000件、対物臨時費用は1万件規模にのぼる。
東京海上日動は7日に、2003年6月以前に契約した自動車保険で、対人臨時費用で未払いの可能性があると発表していた。今回、同様の対応をしていたものがないか検証した結果、新たに分かったという。
人身傷害臨時費用は、保険契約者自身が自動車事故でけがをした際に一時的に必要となる費用が支払われる契約。入院時の寝間着や差額ベッド代などがあたり、自動車保険の契約に組み込まれていた。対物臨時費用は、対物事故を起こした時の見舞い費用などを補償する保険で、主に自動車保険に特約で付けていた。
今後については「当社から積極的にご案内を進めていく。お問い合わせには誠実かつ真摯に対応していく」と説明している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
東京海上日動火災保険、自動車保険、臨時費用、保険金
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