コマンドプロンプト

コマンドプロンプトについてまとめてみる

  1. ■バッチパラメータについて 通常は変数名の前に識別文字の「%」をつけて表される。 「!」をつけることもあるが、それはNT系のコマンドインタープリタ「cmd.exe」 でサポートしている遅延環境変数を表現する時に採用される。 「%」を使用するやり方はMS-DOSの頃からずっと続く一般的な環境変数の表記方法である。 パラメータ「%1」はバッチファイル実行時に付加された最初のパラメータを表す。 2番目は「%2」、3番目は「%3」で全部で9個のパラメータを渡す事ができる。 特別なものに「%0」があり、これは実行されたバッチファイル名を表す。 これらの変数はいずれも文字列型の変数として取り扱われるが、 下記のような修飾子をつければ簡単な編集が可能。 修飾子 機能・用途 %~1 全ての引用句(")を削除して%1を展開する。 %~f1 %1を完全修飾パス名に展開する。 %~d1 %1をドライブ名だけに展開する。 %~p1 %1をパスだけに展開する。 %~n1 %1をファイル名だけに展開する。 %~x1 %1をファイル拡張子だけに展開する。 %~s1 展開されたパスはMS-DOSの「8.3形式」でも短い名前だけを含む。 %~a1 %1をファイル属性に展開する。 %~t1 %1をファイルの日付・時刻に展開する。 %~z1 %1をファイルのサイズに展開する。 %~$PATH:1 PATH環境に指定されているディレクトリを検索し、最初に見つかった完全修飾名 に%1を展開する。環境変数名が定義されていない場合、また検索してもファイルが見つからなかった 場合は、この修飾子を指定すると空の文字列に展開する。
  2. ■REM・・注釈を加える。命令は無視される。
  3. ■shift [/シフト開始番号]・・shiftは、バッチファイル中の置き換え可能なパラメータの位置を、1つずつ変更する制御コマンド。10個以上のパラメータを処理したいときは、shiftコマンドを使用する。
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    /シフト開始番号
     コマンドの拡張機能が有効である時に指定できる0~8の整数。
     パラメータのシフトが起こる番号を指定。
     例えば「/3」とすると、「%3」以降のパラメータがシフトされるが、「%0~2」はシフトされない。
  4. ■日付・時刻の表示
    [time /t] 
    [date /t] 

    # Win2K3/2k/XPであれば 
    echo %time% 
    echo %date% 

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