ちきりん氏の『採用基準』みたいですね。
Twitterの凍結基準について調べてみました。
結論から先に述べると、
・明確な基準を判定できている人はいない
・基準は変わり続ける
ので、基準ベースで考えても意味がありません。
つまり、「FF比(フォロー/フォロワー比)1.1以上なら安全だ」とか、「フォロワーの10%が一日のフォロー上限で、その範囲なら安全だ」みたいな話は、完全に都市伝説なのではないか、ということです。
凍結基準について最も明確に近い結論を出しているのは、次の記事だと思うのでご参照下さい。
なお、この記事自体は有用ですが、作成者にフォローツールの購入を促したい意図がある、ということも付言しておきます。
凍結事例をたくさん載せたページ(:こんな使い方は危ない!twitterの凍結基準と凍結事例)があるのですが、このように多様なケースがあります。
大丈夫だと言われているラインもあいまいなので、完全な基準を考える試みは成功しそうにありません。
意外だった点ですが……
Twitter社は“自動ツール”については認めていないのですが、公式見解として“自動リフォロ”はOKのようです。
有名人や企業などは、フォロワーを把握し切れないだろう、という配慮でしょうか。
基準ベースの考え方が意味をなさないのなら、どうすれば良いのか。
考え方を変えれば良いのです。
つまり、なぜTwitterでは、ある一定のアカウントが凍結されるのかというと、「Twitterが企業だから」という答えに尽きるのではないでしょうか。
Twitterは企業であり、ユーザーは顧客なのです。
影響力うんぬん、利用期間うんぬん、といった全ての話は、ここに端を発しています。
企業だから、リスクマネジメントしなくてはならなかったり、最大多数のユーザーの快適さを守らなくてはならなかったりする。
凍結について考えるときに一番重要なポイントは、そこだと思います。
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