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【芸能・社会】

渡り廊下走り隊 号泣解散 まゆゆ「胸が張りさけそう」

2014年2月10日 紙面から

解散コンサートを前に会見するメンバー(石井裕之撮影)

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 AKB48の派生ユニット「渡り廊下走り隊」が9日、東京・青海のZepp DiverCity Tokyoで、最初で最後となる単独コンサートを開催し、グループを解散した。

 「今は胸がいっぱいで張り裂けそうです。グループの解散というものを初めて経験するんですが、こんなにも切なくて、苦しくて、悲しいものなんだと思いました」

 最後のあいさつで渡辺麻友(19)は両目を覆い、ひざまずくように号泣した。人前ではあまり泣かないまゆゆが、かつてないほど取り乱した。

 渡り廊下走り隊は2009年1月にデビュー。数度のメンバー加入、脱退を経て、最後は渡辺、仲川遥香(22)、多田愛佳(19)、平嶋夏海(21)、菊地あやか(20)、岩佐美咲(19)、浦野一美(28)の7人体制となった。この日は、AKBの卒業生で元メンバーの小森美果(19)もゲスト出演した。

 解散ライブは、グループの歴史をたどりながら楽曲を披露する構成で、まずは初期メンバーの渡辺、仲川、多田、平嶋が学校の教室をイメージしたステージに登場。デビュー曲「初恋ダッシュ」で幕を開けた。「若気のイタリアン」では、恋愛スキャンダルでグループを一時離脱した平嶋と菊地が土下座するパフォーマンスでファンを笑わせた。

 「グループ名のようにみんなと走り抜けた、いい5年間でした」。開演前の会見でそう語った渡辺は、アンコールで「このメンバーと、皆さんと走り続けた日々は私の青春でした。今まで本当にありがとうございました」と2000人のファンに感謝した。

 ラストに8人でデビュー曲をもう一度熱唱すると、「ワロタ(渡り廊下走り隊の愛称)」コールが止まらなくなり、仲川は思わず「早いけど、再結成したい!!」。メンバーたちは改めて感謝を込めて円陣を組み、5年間の活動に幕を閉じた。

<渡り廊下走り隊> 総合プロデューサーの秋元康さんが、かつて手掛けたおニャン子クラブの派生ユニット「うしろ髪ひかれ隊」の妹分ユニットとして結成。2009年1月28日にシングル「初恋ダッシュ/青い未来」でデビューした。10枚のシングルと、ベスト盤を含む2枚のアルバムを発売。4枚目シングル「アッカンベー橋」で初のオリコン1位を獲得した。学校生活というコンセプトがメンバーの成長とともにそぐわなくなってきたため、解散が決まった。

 

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