ニュース詳細
東京外大 同級生の成績に不正アクセス2月10日 12時22分
東京外国語大学の20歳の男子学生が同級生などのパスワードなどをだまし取ったうえ、学内の情報システムに不正にアクセスし、55人分の成績を勝手に見ていたとして不正アクセス禁止法違反の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、東京外国語大学国際社会学部2年の20歳の男子学生です。
警視庁の調べによりますと、この学生は去年10月、自分の成績などが閲覧できる学内の情報システムに、同じ学部の1年生と2年生の55人分のIDとパスワードを使って不正にアクセスし、成績を勝手に見たとして不正アクセス禁止法違反の疑いが持たれています。
男子学生は、学内の情報システムとよく似た偽のホームーページを作成し、大学の教務課を装って「情報システムが不具合を起こしたのでパスワードなどを入力してほしい」という電子メールを同じ学部の200人余りに送っていたということです。
このページにパスワードなどを入力すると、男子学生のパソコンに送信される仕組みになっていたということで、大学から連絡を受けた警視庁が捜査を進めていました。
調べに対し、学生は「大学の成績の付け方に不満があり、他人と比べることで、自分の成績が正当に評価されているか確認したかった」と供述しているということです。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
[関連リンク] |
|