ゴースト作曲家 新垣氏が18年間表に出られなかった理由
2014年2月7日 掲載
謝罪会見を行った新垣隆氏/(C)日刊ゲンダイ
6日、18年間ゴーストライターをやってきた桐朋学園大音楽学部非常勤講師の新垣隆氏が、都内で謝罪会見を行った。
約1時間半にわたり、記者からの40以上の質問に答えた。新垣氏は、手は下に置いたまま姿勢を崩すこともない。時折うなずくだけで感情を見せることはなく、「大丈夫か」(マスコミ関係者)と心配になるほど追い込まれているように見えた。一体どんな人物なのか。
新垣氏は、同大音楽学部作曲科を卒業。現代音楽の分野では有名人で、作品を発表したり、市民オーケストラの指導を行っていたという。実際、あれだけの作品を作っているわけだし、ゴーストにこだわる必要はなかったのではないか。
■現代音楽界では潰される!
「クラシックジャーナル」編集長の中川右介氏がこう言う。