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はじめまして。こんにちは。
「みんなの住宅ローン相談センター」
代表の篠崎ひろ美と申します。
私たちは主に、住宅ローンの借り換えによる返済額の削減や、住宅ローンの審査に落ちた人のために、審査の受理を金融機関さんと交渉するということで、お客様に安心して家を購入していただくお手伝いをさせていただいています。
これまで
500人以上の方との面談
80を超える種類の金融機関さんと交渉し、
傾向と対策をチェック
最大で1,100万円(4,773万円→3,673万円)
累計で約1億1,600万円の総返済額の削減(2013年10月現在)
といったお手伝いをさせていただいています。
そして、たくさんのお客様の笑顔をいただき、本当に幸せな毎日を送らせていただいています。
小さなころから私は、家というものが大好きでした。
大切な家族の笑顔、心休まるひと時・・・
そこにいるすべての人が笑顔になれる場所。それが私の考える「家」というものです。
そして今「ファイナンシャル・プランナー(FP)」という仕事を通じて、「単に金額を削減するのではなく、お客様とその方の大切な人の人生を豊かにする」という想いで活動をさせていただいています。
この想いこそが、FPとしての私の原点なのです。
あるお客様のお悩み、そして私の過去
もう10年以上も前のことです。
私がFPの資格を取得して少し経った頃、当時勤めていた会計事務所に、あるお客様がいらっしゃいました。
そのお客様は「住宅ローンの支払い」に悩まれていた70代の経営者の方でした。
もう20年以上ローンを返済しているのに、まだ10年近く残っており、返済による家計への負担も非常に重いとのこと。
そのため奥様も、60歳を過ぎておられるのに、パートに出ざるを得ないという状況でした。
そんなお話をお伺いして、つい私自身の過去と重ねてしまいました。
私自身、20代前半でシングルマザーになり、お金の面で非常に苦労した経験があります。
子供の給食費を払うために、月3,000円の学資保険を解約したことなど、今思い出しても胸がぎゅっと締め付けられるものです。
幸いなことに、私はたくさんの方のおかげで、今はこうして、幸せな人生を送ることができていますが、このお客様は昔の私と同じか、それ以上の苦しみを、長い間ずっと抱えられていたのです。
「本当は引退して、妻とゆっくり旅行にでも行きたいんだけどね」
そう苦笑いをされるお客様を見て私は感じました。
「こんなの、絶対におかしい」
と。
ただ、その時は私自身まだ経験が浅かったこともあり、その根本的な原因について、明確にすることができていませんでした。
しかしそんな私に、それから数年後、大きな転機が訪れたのです。
独立後にいただいた出会い、そして・・・
ファイナンシャル・プランナーとして独立してから、3年ほど経ったある日のことです。
とあるハウスメーカーさんから、仕事のご依頼をいただきました。
ご依頼内容は
「住宅購入が決まったお客様に対するライフプランを作ってほしい」
というものでした。
ライフプランとは「ローンの返済能力を確認するための収支計画票」です。
お客様の収入や支出をお伺いして、住宅ローンを払いながらも普段の生活が苦しくならないよう、未来の収支計画を作っていく。
「未来の人生を豊かにするためのお金の設計図づくり」
それがライフプランニングというものです。
家を持つことが決まったお客様の門出を祝うことができ、そしてその後の人生を応援できるとワクワクしながら、すぐにそのご依頼を受けさせていただきました。
でも、私のそんな想いは、無残にも打ち砕かれることになりました。
信じられなかった、その一言
当日の最終打ち合わせで、そのハウスメーカーのご担当者さんの口から出た言葉は衝撃的なものでした。
「ライフプランを作成する際に、お客様が今後、ローン返済が厳しくなることが分かるような内容のものは作らないでください」
どういうことかと言いますと、つまり
何年か先にローンの支払いが厳しくなることが分かってしまうと、そのお客様は家の購入をキャンセルしてしまうかもしれない。
↓
ハウスメーカーとしては、それは避けたい。
↓
だから収入が低かったり、他のローンがあったりして、住宅ローンの支払いが厳しくなりそうなお客様の場合は、そう見えないように数字を操作して書き換えて欲しい。
・・・簡単に言えば「ねつ造」です。
「そんなことは無理です」
と断ると
「では、もしローン返済が厳しくなりそうな方がいらっしゃったら、お客様に提出する前に自分たちに教えてください」
と言われたのです。
信じられませんでした。
そのハウスメーカーさんの真意
私は、家が大好きです。
子供の頃から自分の理想の間取りを描いては、最高に幸せな暮らしをしている妄想が好きだったくらい、私は家が大好きです。
大切な家族と過ごす場所、そんな家は私にとっては安らぎの場所であり「明日も頑張ろう!」という力をもらえるパワースポットでもあります。
だからこそ、私はお客様にもただ家を買うのではなく、その家で幸せな人生を送っていただきたいと思っていますし、その気持ちは今でもまったく変わりません。
でも、そのハウスメーカーさんは、そうではありませんでした。
単に
「家を売りたい」
ただ、それだけだったのです。
幸い、その時のお客様にはローン支払いが難しくなるという方はいらっしゃらなかったものの、これは私にとって本当につらい経験でした。
ちなみに、このように、数字の操作でライフプランニングを作成するということは、当時も、そして今も少なくないようです。
当たり前なのに・・・どうして?
通常、お客様は、住宅や住宅ローンに関する専門知識をそれほど多くお持ちではありません。
ですから、住宅メーカーの方や不動産業者の方、金融機関の方や私のような「プロの専門業者」は、そういうお客様に理解していただけるように説明をし、納得していただいた上で家を買っていただいたり、ローンを組んでいただく必要があります。
当たり前の話ですよね。
でも、きちんと説明することなく、とにかく家を買わせよう、ローンを組ませようという「お客様を騙し、食い物にする」人が残念ながら存在している・・・
売れさえすれば、その後はどうでもいい。ローンさえ組めれば、その先お客様がどうなっても知ったことではない・・・
そんな衝撃的な事実があったのです。
腹立たしくて、悔しくて、涙が出そうになりました。
そしてその時、ようやく分かったのです。
会計事務所時代にお会いした70代の経営者の方が、なぜ20年以上も住宅ローンについて苦しまれ、悩まれていたのか、
そしてこれから私がどうすべきなのか、ということが。
こんなこと、絶対に間違っています。
個人的な意見になりますが、
「家」というものは「売るもの」ではありません。
そして「住宅ローン」というものは「組ませるもの」ではありません。
「家」とは「お客様の人生を豊かにする場所」であり「住宅ローン」とは「お客様の人生を豊かにするための手段」です。
でも残念ながら、そうではない業者さん、
つまり
・「家」は「売るもの」
・「住宅ローン」は「組ませるもの」
という風にお考えの方は少なくないようです。
その結果、
・返済能力を大きく越えた家を買ってしまい、
・その結果、ローンの返済ができなくなってしまう。
・そして最悪の場合、家を手放すという結果に陥ってしまう
このようなお客様も少なくないのです。
こんなこと、絶対に、絶対に間違っています。
お客様のため、私がすべきこと
きちんとお客様のお話を伺うことで、
・自分に合った家がどういうものなのか、
・自分の希望の家を買えるようになるためにどうすればいいのか
・買った後、無理なくローンを返済するためにどうすればいいのか
といったことが見えてきます。
そしてそのお客様に合ったアドバイスを提供することで、お客様は安心して家を購入でき、大切なご家族と一緒に、幸せな人生を送ることができるのです。
このように、お客様に「家を買う」ということに、そして「ご自身の人生を生きる」ということに対してより真剣になっていただき、より楽しい人生を送っていただく、
そのお手伝いをすることこそが、ファイナンシャル・プランナーの役目ではないでしょうか。
私たち「みんなの住宅ローン相談センター」はこの思いを胸に、毎日お客様とお話をさせていただいています。
「大切な家で、大切な人と、幸せな人生を送りたい」
そんなあなたにお逢いできる日を、そして、あなたとあなたの大切な方の笑顔が見られる日を、私たちは心から楽しみにしています。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。