【痛快!テキサス親父】安倍首相の靖国参拝「米国は何も言うべきではなかった」 (3/3ページ)

2014.01.14


「テキサス親父」ことマラーノ氏【拡大】

 日本のみなさん、これは理解してほしい。キャロライン・ケネディ駐日米大使は民主党だ。いまのホワイトハウスも民主党だ。俺はこの国の民主党が嫌いだ。怒ってもらって結構だ。

 ただ、興味深いのは、記事の引用が「しかしながら」で始まっていることだ。これは他にも文章があるって考えられるよな。そこで、調べてみた。

 すると、「しかしながら」の前には、「日本は価値ある同盟国で友人だ」とあった。これは新聞記事にはなかったよな。さらに、「われわれは、安倍首相の過去に関する強い後悔の念の表現と、彼の日本の平和への関与の再認識に注目する」ともあったんだ。

 東京の米国大使館が発表した文章を評価すれば、どっちつかずの内容だ。この問題に関する3カ国をなだめるための表現といえる。

 俺はこの文章には頭に来ないが、米国が靖国問題をめぐる論争に足を突っ込み、中国と韓国のいらだちを認めたことには腹が立つ。米国は彼らのいらだちを一切無視して、何も言うべきじゃなかった。これが、この件に関する俺の考えだ。安倍首相は何も悪いことはしていない。

 親愛なる神様、米国に神のご加護がありますように。安倍首相と日本に神のご加護がありますように。近隣国の狂った振る舞いに対抗する力を与えたまえ。また会おう!

 ■トニー・マラーノ 評論家。1949年生まれ。テキサス州在住のイタリア系米国人。サラリーマンを定年退職後、さまざまなニュースについて動画サイト「ユーチューブ」などで連日、評論活動を行っている。世界のあらゆる“悪”と戦う「プロパガンダ・バスター」でもある。大変な親日家であり、日本でも圧倒的ファンを獲得している。

 

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