<東京五輪>森会長、ソチで6年後語る
毎日新聞 2月9日(日)19時33分配信
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が9日、ソチ五輪のメインプレスセンターで記者会見して国内外のメディアに「国の力を示すのでなく平和大国としての姿や(東日本大震災からの)復興で世界に感謝を伝えるとともに日本のたくましさや強さを示したい」と6年後の五輪像を語った。
森会長は組織委の名誉会長にキヤノンの御手洗冨士夫会長、副会長にトヨタ自動車の豊田章男社長ら6人が内定したことを明らかにした。国際オリンピック委員会(IOC)が目指す女性や若い世代の登用がないことを海外メディアに問われ「理事で配慮できると思う。適材適所でやりたい」と説明した。
また森会長は日本語での会見だったため、語学力を問われ、「私の世代はよほど特別に勉強しないと、英語が理解できない。(第二次世界大戦中の)かつては敵国語で、外国とはつきあいもなかった」と語った。
他の副会長内定者は次の通り。桜田義孝・副文部科学相▽日本スポーツ振興センターの河野一郎理事長▽日本オリンピック委員会の竹田恒和会長▽日本パラリンピック委員会の山脇康副委員長▽東京都の秋山俊行副知事。
最終更新:2月9日(日)23時29分
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