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そうだったのか。知らなかった。
「フルーツバスケット」や「星は歌う」、
最近本誌見てないけど、
「リーゼロッテと魔女の森」も読んでたなぁ。
楽しい気持ちや哀しい気持ち、
そして同調するような気持ち。
「星は歌う」は、フルバとちょっと雰囲気が違うけど、
でも根本的なものは一緒だな~、と私は思う。
『自分が平気なことを
他人が平気じゃないのは そんなに滑稽?
…そうなら 残酷だね』
という台詞は今でも心にあります。
『他人の痛みに無頓着なほうが
この世は生きやすいかもしれない
傷つけようがお構いなしで
踏みつけた事すら 気づかない生き方のほうが』
イメージ的にはフルバのほうが明るい感じだけど、
でも星歌も心に残る台詞はいっぱいあって。
サクヤはつらいことがいっぱいあって、
この作品読んでると、強いって、弱いってなんだろう?って思います。
聖は気は強いけれど、それって強さとはちょっと違う気がする。
全く同じ状況になった時、どうするか。どうできるか。
同じ状況になることはできなくても、
想像することはできるよね。
その人の位置まで、降りようとする。
目線を一緒にする。
…そう、考えると、サクラも、弱さだけじゃない気がします。
だって、サクヤも、サクラも、頑張ってる。
力では敵わなくて、環境が許さなくて、
逃げることも、闘うことも、現状ではとても厳しくて。
それでも2人とも必死だったんじゃないかなぁ。
サクラのお父さん一つ取っても、
もし手が出る人ではなかったら、サクラの笑顔はもっと増えていたと思う。
何が言いたいのか自分でもよく解らないけれど、
例えば、自分の親に暴力をふるわれていて、自分の力では対抗や抵抗なんてできなくて、
逃げることすら敵わず、じゃあ、その時自分だったらどうするのだろう、と。
『…ただ、人間として許せないのは、
軽蔑するのは 途中で放り投げることよ。
…そしてそれをまわりのせいにすることよ』
『…あなたにはその覚悟がある?
一度差し出した手を途中で離さない、 途中で揺るがない。
自分にそう誓える?
自分以外の人生を背負うっていうのは、軽くなくてとうぜんなのよ』
深い言葉だな、と思います。
事情はわからないけれど、高屋さんの体調が良くなりますように。
そういえばフルバのDVD、うれしかったなー。
フルバ全巻持ってないから、(途中で展開がつらくなった)
大きいサイズで出て欲しい!です。
http://www.chalema.com/book/clearblue/
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