プロフィール/野本由紀夫(のもとゆきお)
NHK-BSプレミアム「名曲探偵アマデウス」の元監修および解説者、「ららら♪クラシック」(NHK-Eテレ)のアドヴァイザー(ららら委員長)としておなじみ。NHKスペシャル「音を失った作曲家、佐村河内守」、「金曜日のスマたちへ(佐村河内守)」、「題名のない音楽会(春の祭典)」ほか、BS-TBSの「巨匠たちの輝き」のクラシック音楽回に、監修・解説者で出演中。
世界的リスト研究者で、失われたと考えられていた、フランツ・リストのまぼろしの交響曲《四大元素》の楽譜を ドイツで発見。2011年10月2日、自身の指揮で「世界初演」し、その演奏はNHK-FMラジオ特別番組「フランツ・リスト 魔術師の真実」で世界初放送され、「NHKラジオ・センター長“特賞”」を受賞。2007年度には文化庁芸術祭音楽部門「大賞」も受賞。
桐朋学園大学・助教授を経て、現在、玉川大学芸術学部メディア・アーツ学科教授。 同大学管弦楽団・常任指揮者。2013年末には末永匡氏をソリストに迎え、帯広交響楽団の創立25周年特別公演でベートーヴェンの《皇帝》他を指揮した。2台ピアノの指揮者・編曲者としても知られ、「ノモト・メソード」により、門下生たちが国内はもとより、欧米の著名な国際コンクールで次々と優勝を果たしている。全音楽譜出版より新しい原典版楽譜シリーズ(《超絶技巧練習曲集》、《演奏会用練習曲集》、《愛の夢》(3曲全曲・歌曲版付き)、《メフィスト・ワルツ 第1番》、《2つの伝説》、《ピアノ・ソナタ ロ短調》)を刊行している。