ソチ五輪の開会式、中国中央テレビは日本の存在を無視!NHKは「楽しげ」に中国を紹介―中国ネット
XINHUA.JP 2月8日(土)20時6分配信
中国新聞網の8日付報道によると、国連の潘基文事務総長が7日、ロシアでソチ冬季五輪の開会式に出席し、「聖火は人類の希望の火だ」として各国の人々が共に競い、団結しようと呼び掛けた。
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開会式については中国でも日本でも大手メディアが報道したが、両国の報道には大きな違いがあったという。中国のあるインターネットユーザーが8日、中国国営の中央電視台(CCTV)が「日本の存在を完全に無視した」と指摘する文章を公開し、注目を集めている。文章は以下のような内容だ。
ソチ五輪の開会式。日本のNHKは男女2人が解説し、中国選手団が入場した時、2人は楽しげな口調で説明した。
「今、中国選手団が入場してくるのが見えました。総勢60人余り。中国では2008年に北京五輪が成功をおさめ、前回の冬季五輪でもメダルを多数獲得。今回も金メダル争いにからむことが期待されます。パラリンピックでは中国と日本の選手団が同時に入場するそうです。中国の習近平国家主席も開会式に出席しています。選手団が立ち止り、主席に手を振っているようです!」
一方のCCTVは日本選手団が入場した際、どんな解説をしたのか? CCTVの動画を見てみると、一言の解説もなかった。CCTVは中国13億人の前で日本を完全に無視したのだ。これは中国の一部の人を喜ばせるだろうが、大国としては度量が狭く、報道の基本、また道徳観にも背くものだ。
NHKとCCTV、いずれも国の公の放送でありながら全く違う態度は、世界に「日本は誠実、中国は横暴」といった印象を与えただろう。国のイメージというのは、ほんの小さいことで上がったり下がったりするものだ。
(編集翻訳 恩田有紀)
最終更新:2月8日(土)20時6分
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