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会長・副会長の紹介


2013年6月5日の主婦連合会総会で、以下の役員が選出されました。

 

 ○会長  山根 香織

 社会で様々な変化が起き厳しい時代を迎えていますが、今年度も引き続き会長をさせていただくこととなりました。皆様、宜しくお願いいたします。
 この一年、主婦連合会は様々な活動を行なってきました。消費税増税、TPP参加の問題については、多くの方々と連携し積極的に反対行動を展開してきました。引き続き強く撤廃を求めて参ります。
 新食品表示法案に関しては制定に向け多くの要望をしてきましたが、今後の具体的な基準策定が望ましいものとなるよう、働きかけを続けます。
 現政権の経済政策については評価する報道が目立ちますが、値上げ等により国民の暮らしは厳しくなるばかりであり、富裕層と貧困層、大企業と零細事業者、大都市と地方等の格差がより広がることが危惧されます。また目先の経済成長のために進められようとしている安易な規制緩和は安全を脅かす心配があり、反対です。
 第一のはずの大震災・原発事故への対応は全く不十分であり、復興予算のずさんな使われ方はひどい有り様です。
 原発依存社会への回帰、そして改憲の動きも強まってきました。一人ひとりが真剣に向き合い、考え、行動することが急務です。
 今こそ、主婦連合会の運動が支持を集め、平和で誰もがくらしやすい社会をめざすリード役を果たさなければなりません。頑張りどころです。

 ○副会長  有田 芳子

 主婦連合会運動方針にはありませんが、世界的課題に化学物質があります。昨年6月、ブラジルのリオで、「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」が行われ、私は女性枠で国内準備委員会に参加。原発問題、化学物質の問題点を意見としました。現在、主婦連合会の化学物質の取り組みは海外にも知られるようになりました。継続は力なりです。世界的な視点で物事を考え、地域で行動する。子どもの未来を明るいものにし、持続可能な社会にしたいと常に心に留めておく。 
 今、本当に消費者の権利があるでしょうか。責務ばかりが前面に出てきている気がします。次世代の為に、後悔しない為に、「故きを温ねて新しきを知る」行動と、諦めない姿勢で消費者運動に取り組みたいと思っています。

 ○副会長  角田 禮子
 主婦連合会は、昭和38年、IOCU(国際有識者機構)に加盟するなど、世界の消費者と連携し、国内の重要な運動など続けてきました。
 今、厳しい時代、決して国の流れを過去の暗い時代に戻してはなりません。
 又、現在、都市部と地方の格差がないとはいいきれません。地方で高齢者や、子ども、障害のある人が、当事者となる被害が急増しています。
 消費者教育推進法が成立し被害に遭わないためだけでなく、ひとりひとりが積極的に発言し社会の中で行動することが望まれます。これらの問題にぜひお役に立てればと思います。
 皆様のご支援、ご指導を心からお願いいたします。

 ○副会長  和田 正江

 主婦連合会は、2011年の大幅な規約改正から2年経過し、さまざまな地域の役員や会員の方々との交流の機会も増えました。これからも、それぞれの地域の活動や苦労話などを話し合って運動を広げていきましょう。消費者問題は日に日に難しくなってきますが、分かりやすい情報発信を心がけていかねばと思います。
 2009年、消費者庁が発足しました。主婦連合会の隣の「奥むめお写真展」に、今から51年前、奥むめお初代会長が参議院議員として、当時の池田総理に「生活省をつくれ」と発言されている写真が展示されています。何度見ても感動します。
 消費者庁が、奥先生の求められた消費者目線の「生活省」の役割を果たし得るのか、これからの私たちの運動次第です。


歴代会長
奥 むめお1948年〜1989年
高田 ユリ1989年〜1991年
中村 紀伊1991年〜1995年
清水 鳩子1995年〜1999年
和田 正江1999年〜2003年
吉岡 初子2003年〜2005年2月
兵頭美代子2005年2月〜6月 (会長代行)
兵頭美代子2005年6月〜2008年6月
山根 香織2008年6月〜現在

 

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