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警察官 詐欺容疑で書類送検
和歌山東警察署の警察官が、住所を偽って7万円あまりの通勤手当をだまし取ったなどとして書類送検されました。
書類送検されたのは、和歌山東警察署の刑事2課で詐欺などの捜査を担当していた41歳の男の巡査長です。
警察の調べによりますと、この巡査長は去年5月、和歌山県岩出市の自宅から和歌山市内の交際相手の女性のアパートに転居しましたが、自宅から通勤しているように装って去年12月までの間に7万円あまりの通勤手当をだましとっていたとして詐欺の疑いがもたれています。
また、おととし10月には別の女性を妻と偽って岩出市から住民基本台帳カードを不正に受け取ったとして住民基本台帳法違反の疑いでも書類送検されました。
巡査長はカードを悪用して妻の名義で貸金業者から400万円を借りていたということです。
巡査長は容疑を認めており警察はきょうづけで停職6か月の懲戒処分とし巡査長は辞職しました。
和歌山県警察本部の小西順士首席監察官は、「警察官としての信用を失墜する行為で誠に遺憾です。今後より一層、職員に対する指導を徹底します」と話しています。
02月07日 20時14分