向精神薬譲渡 警部補を逮捕02月08日 19時16分
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岐阜県の高山警察署に勤務する、３３歳の警部補の男が、知り合いの女性に向精神薬を販売目的で郵送したとして、麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕されました。逮捕されたのは、高山警察署の地域課に勤務する警部補、山下祐樹容疑者（３３）です。
警察の調べによりますと、山下警部補は、２月１日ごろ、奈良県に住む４０歳の知り合いの女性に、向精神薬である睡眠導入剤・５６錠を販売目的で郵送したとして、麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いが持たれています。
６日、警察官の制服などがインターネットオークションに出品されているとの通報から、警察で捜査を進めたところ、山下警部補がかかわっていることがわかりその際、自宅からは、医者から処方された向精神薬の袋が見つかったということです。
調べに対し山下警部補は「郵送したことは間違いない」と話し、容疑を認めているということです。警察は動機などを調べるとともに、制服を売ろうとした経緯についても捜査しています。
岐阜県警察本部の安田憲司首席監察官は「深くお詫び申し上げます。捜査の結果を踏まえ、厳正に対処するとともに、再発防止に努めます」とするコメントを出しました。