スコットランド独立阻止に本腰=残留呼び掛け―英首相
時事通信 2月7日(金)22時31分配信
【ロンドン時事】キャメロン英首相は7日、ロンドンで演説し、英国を構成する北部のスコットランドは独立すべきではないと国民に呼び掛けた。スコットランドでは9月18日に独立の是非を問う住民投票が行われる。
世論調査では独立反対が優勢だが、賛成派も増加傾向にある。独立が実現すれば英国の国力へのダメージは甚大なだけに、政府が独立阻止に本腰を入れ始めた格好だ。
首相は「英国に残ることがスコットランドの利益になる」と指摘。「スコットランドを失えば英国の名声は台無しになる。英国は統一していてこそ世界でより重要だ」と述べた。
最終更新:2月7日(金)22時31分
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