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関東甲信地方 記録的な大雪に
2月8日 18時53分

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発達中の低気圧の影響で、東京の都心では16年前を上回る17センチの積雪を観測するなど関東甲信地方で記録的な大雪となっています。
これから9日にかけて、関東甲信と東北の太平洋側で雪の量が増え、風も強まる見込みで、気象庁は大雪や暴風に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、東日本の南岸にある発達中の低気圧の影響で、東海から東北にかけての広い範囲で雪が降り、この時間、関東甲信と東北で雪が強まっています。午後6時の積雪は、▽長野県松本市で49センチ、▽甲府市で41センチ、▽前橋市で22センチ、▽福島市で21センチ、▽千葉市で19センチ、▽横浜市で14センチ、▽仙台市で11センチなどとなっています。
▽東京の都心では17センチと、16年前に観測した16センチを上回るなど関東甲信地方で記録的な大雪になっています。
太平洋側では沿岸部を中心に風も強まり、午後5時すぎには、▽羽田空港で21.6メートル、▽横浜市でも午後6時ごろに19.9メートルの最大瞬間風速を観測しました。
低気圧は関東の南岸に近づいているため、関東甲信と東北の太平洋側に湿った空気が流れ込んでさらに雪が強まり、9日にかけて降り続く見込みです。
9日夕方までに降る雪の量は、いずれも山沿いの多いところで、▽東北で50センチ、▽関東で30センチ、▽東海で15センチと予想され、▽関東の平野部では20センチ、▽甲信で15センチと予想されています。
また、9日にかけての最大風速は、関東の陸上で25メートル、東海の陸上で18メートル、東北の陸上で15メートル、最大瞬間風速は陸上で30メートルから35メートルに達し、東海と関東、東北の太平洋沿岸は大しけになる見込みです。
気象庁は、大雪や暴風、高波に警戒するとともに、9日にかけて、路面の凍結や積雪、吹雪による交通機関への影響などにも十分注意し、無理な外出は控えるよう呼びかけています。

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