秋元才加　早くも女優魂　三谷幸喜の「国民の映画」公開リハ

　三谷幸喜（５２）作・演出の再演舞台「国民の映画」の公開リハーサルが７日、東京・渋谷のパルコ劇場で行われ、元ＡＫＢ４８の秋元才加（２５）らが本番さながらの熱演を見せた。

　東日本大震災があった１１年３月に初演。戦時下のベルリンを舞台に、ナチス高官たちと、政治に翻弄（ほんろう）された映画人の人間模様を描いた。三谷さんは「初演は余震に見舞われながら上演したが、来られなかった方も多く早く再演したかった。今回は新キャストも加わりさらにパワーアップしたものになった」と話した。

　高官ゲッベルズ（小日向文世）の愛人役で新キャストとして加わった秋元は「１回、１回の舞台を大事に、勉強させていただきながら新人女優として躍進したい」と意気込んだ。

　公演は８日から３月９日まで同所で。愛知県刈谷市総合文化センター（３月２１〜２３日）などでも。