8K映像:画質そのままネット配信実験 情報通信研究機構

毎日新聞 2014年02月08日 01時50分

 独立行政法人の情報通信研究機構は7日、フルハイビジョンの約16倍の解像度を持つ「8K」の映像を、インターネット回線で画質を落とさずに送信する実験を公開した。超高画質映像のテレビ中継や配信がネットでできることを示した。遠隔医療への応用も期待されており、8Kの普及に弾みがつきそうだ。

 NTTグループや奈良先端科学技術大学院大などと協力。JR大阪駅北側のグランフロント大阪に設置された85インチの大型画面に、録画したさっぽろ雪まつりの鮮明な映像が映し出された。

 8K映像は情報量が大きく、ネットで画質を落とさず送信するのは難しかった。(共同)

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