ブリーフ姿の寝ぼけた男性が大学構内を徘徊、実は現代アート作品
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ヒラリー・クリントン氏などが卒業したことでも有名なアメリカのマサチューセッツ州にあるウェルズリー大学で、アート作品として展示された下着一枚の男性像が話題になっている。
これは大学構内に併設したデイビスミュージアムが「Spring 2014 Exhibitions Open at the Davis」として開催したもので、現代アートを手掛けるトニー・マテッリ(Tony Matelli)氏の手によるものだ。
トニー氏はこれまでにも実物そっくりな人間像を何度も手掛けており、その中に今回の像とテーマを同じくした「夢遊病者(Sleepwalker)」と題する作品が数点ある。女性版も存在し、男性同様に下着一枚のみだ。
展示期間は2月6日から7月20日までとなっているが、アメリカ現地の報道によると、不快感を覚えるとして、一部の学生たちから撤去を求める運動が起こされているそうだ。ただ美術館側では、ホームページに同大学のNikki A. Greene助教授の「Sleepwalkerは見る側の様々な反応や意見を引き出す役割がある」などの発言を紹介、問題を呼び起こすことも予想の内としているようだ。
■「TONY MATELL」ホームページ(英語)
■ウェルズリー大学「Spring 2014 Exhibitions Open at the Davis」(英語)
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